***孝一郎の告白⑧***
結婚して3年。大学での教員の仕事と言う安定した基盤もできたので、妻の亜季との間に子供を授かることにした。当然、子供を授かれば女性は快楽のためのセックスはできない。ただ亜季はそれを受け入れるばかりか、むしろ僕の「男の性」を心配してくれた。僕たちは結婚時にお互いの「性」に関する部分に関しては隠さず干渉は入れないという約束をしていたが、亜季はこの先およそ9か月ほどはその快楽の世界に入れないことを思うと以前ほど積極的に赴くことができない気持ちになっていた。そんな中で亜季は僕に人間として当然のこととして様々なパーティーへの参加を促してきたのだ。ただ最後に言ってきたのは「私たちへの気持ちだけはなくさないでね」だけだった。
大学の仕事は順調だった。教職課程に関する講義形式の授業を3種類と、ゼミナール形式の専門研究を2学年分担当することになっているが今年はまだ就任1年目で実質は1学年分だ。就任前の1月からゼミナール登録が始まるが、テーマが「性教育における方法論」と言うことで数十名の希望者が集まったが、どれもタイトルの「性」の部分だけを誤解しているのか面接しても下心見え見えの男子学生が多かった。10~20人程度を選ぶようにとの大学からの指示だったが、最終的に男女各2名ずつ計4名しか選べなかった。
ともすれば一生の面倒を見ることになる「ゼミ」教員。大学側からも担当生徒に関しては学生情報が開示される。その中に気になる学生が男女1名ずついた。ゼミが始まり歓迎コンパも済ませた翌日研究テーマのことで話したいこともありこの二人を同時に研究室に招いた。
この学生慎吾君と若葉さん。二人から研究してみたいと提出されたテーマが「近親相姦と性教育」と同じテーマであったこと、そして二人の苗字は異なるが父親が同一人物。それも僕の母親違いの兄の名である。
ここの学校はソメイヨシノ以外の桜の木が多くまだ桜の花が窓の外に見える。桜の花びらが時々吹雪のように舞い上がる。最初は研究テーマを選んだ理由を個別に聞いてみた。小説のの話や親友にそれぞれ体験者がいるなどと理由を述べていたが、少し間をおいて慎吾君が口を開いた。「先生、実は僕たち腹違いの姉弟なんです」「高校進学の時に今まで一度もあったことのなかった父親がやってきて進学祝いだと言ってやってきたんです」「その時いきなり世の中のために役立つことを教えてやる…と言って、テレビによく出ている政治評論家の女性の相手を強要されたんです」。続けて若葉さんが「同じような感じで私は生まれてから一度もあったこともなかったお父さんの相手をさせられたんです」と言い泣き崩れた。慎吾君は「ある日その父親と名乗る人物がパーティーを開くからと言ってリゾート地のホテルに呼ばれたんです。大広間に通されたんだけど、そこにいるのは国会のニュースで見たことのある人たちも何人かいました。そこには男は僕のほかに2人、女の子は若葉さん以外に4人。みんなタオル一枚の姿でした。着替えの時に見た感じでは男の子の一人はやっと毛が生え始めたくらいだったし女の子の中にはまだおっぱいがそんなに膨らんでいない子もいました。ステージに上げられさぁショータイムですという言葉と同時にAV女優っぽ人たちが数名出てきて、男女それぞれを組ませてセックスするように強制してきたんです。僕の最初の相手の子はまだ6年生だって後で聞きました。その後が若葉さんでした。その日はショーの後最初の女性評論家や政治家の秘書など何人とさせられたことか。それを実の父に強要されて…。そのあとお互い連絡先を交換して、たまたま教員志望だったこともあってこの大学に同時に進学することになったんです」
若葉さんは泣き崩れていた。少し落ち着いた後私は口を開いた。「あの言い難いことなんだが、あなたたち二人のお父さんは・・・私の母違いの兄だ」えっまさか…という表情になる二人。私も今から二十数年前、あいつの父親である君たちから言えばおじいさんにあたる人物に私や母の違う妹は同じことをされた。妹に至ってはわずか14歳で一生子供を産むことのできない体にされてしまった…」。沈黙が続いた。そして私は口を開いた。「知らなかった。あいつ(兄)がそんなことをしていたなんて。結局俺のバカ親父と同じじゃんか。もっと痛い目に合わせておくべきだった。こんな形で甥や姪の存在を知るなんて」
その後現状を聞くと、両方とも母親はご健在だそうだ。僕や妹の愛美のようなことはないことは安心した。
その日、帰宅後亜季だけでなく妹の愛美夫婦も呼んで慎吾と若葉のことをすべて話した。3人とも怒りに震えていた。数日後、慎吾と若葉の母親と別々にお会いして事情を伺った。二人とも生活はなんとかできるだけの養育費はもらっているようだが、世間的な肩身の狭さに苦しんでいるようだった。その後はとりあえずは仕事の傍らこの二人のために証拠集めをし準備を進めてゆく。そんなある日、慎吾と若葉の母親は別々に交通事故と住んでいるアパートの別室で起こった火災が原因でこの世を去った。慎吾はまだ親せき宅に身を寄せることはできたが、若葉は行く当てもなく一時的という条件付きで大学の学長の許可を得て自分の家に住まわせることとした。
あまりにも十数年前に似ている・・・、僕は揃えた証拠を持って単身「兄」のもとに出向く。慎吾と若葉のことを話すと急におびえ始めた。僕はこのこと以外に日本の政治をひっくり返すような彼の弱みをいくつも持っている。約束を破った日にそれを世に出すという念書も持っている。私も大学教員と言う公人としての部分も持っているので、終始和やかな雰囲気を見せつつ中身は「脅し」に終始した。そして、彼らの残りの学費の保証も含めた巨額の慰謝料と言う名の資金を払わせることで手を打った。
他の二人のゼミ生には実はこの二人が「義姉弟」であることを公表した。それと慎吾の親せき宅が遠すぎることや若葉の住む場所がなくなったこと事情を加味し、担当教員宅に下宿と言う形で済ませることも発表し了承してもらった。
慎吾と若葉は連絡先を交換する程度から同じ学校に入ったことをきっかけに付き合い始めていた。今回の話が出たときに同室でも良いという結論になっていた。ただ少し世間とは違う我が家のこと。住まわせるにあたってはルールを事前に知っておいてもらわなければならない。先に住んでいた若葉はすぐに順応した。Bカップくらいの膨らみしかないが、秘部を覆うヘアは密林でありとても大きな乳輪が強烈にアピールしてくる。週末の我が家のルールである全裸デーでは「皆さんが脱いでいるのに私だけが何かつけているのがかえって恥ずかしい」とも言ってくれた。慎吾は裸になることには抵抗なかったもののペニスは正直である。太さまだまだないし、強要されない性体験は若葉が初めてだったせいもあるのか、薄い色のペニスだが長さは18cmほどありおなかにくっつくほど反り上がっていた。そういえば僕自身は角度が少し下がってきた感じがしていたのでそれがかえってうらやましくも感じた。最初のうちは我々が楽しんでいるところを見るだけで自分たちの世界に入っていたが、慣れてくると我々の仲間にすんなり入ってくれた。今は妻の亜季は腹帯をして大きなお腹を揺らしながらの参加だ。若葉も慣れてきたころ我々の寝室に来て私と体を重ねるようになった。突くたびに子猫のような声を上げ、あまり体験がなかったのかある日は亜季に「指導」を仰ぎながら騎乗位も覚え、愛美の指導で慎吾のテクニックもさらに上手くなっていった。
同居人が増え、我が家はさらににぎやかになってゆく。そして9月終わりになると我が家に二つの新しい家族「花鈴(かりん)と真鈴(まりん)」が誕生した。
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