***愛美の告白④***
全裸での生活を3日間過ごす会場に来て驚いたのは、高校時代に唯一私に付き合ってほしいと言ってきてくれた純一との再会だった。高校生の時はまだ父との忌まわしい記憶に支配されていたうえに、私のたった一人の味方だった兄との生活を引き離されて精神的に誰とも付き合えない状態。他にも私に近寄ってきた男子はいたけど、単なる体目的なやつとか価値観が合わない子ばかり。純一君は2・3年生で同じクラスだったけど、よく同じ係になって話すことはあったけど、ただ他の女子たちからもモテモテだったから私なんか相手にもしてくれないと思っていたし。まさかこんなところで一糸まとわない形でなんて夢にも思わなかった。
2日目の朝からは夕方までは全員全裸が原則。すると私の「姉」になることが決まっている亜季さんに「純一君とゆっくり話す時間を作ってごらん、場所は確保したし向こうのお宅にもそのこときちんとお話してきたから」と言われた。裸になること自体には何ら抵抗はなかった。「でも二人きりなんて」とも思ったが、つい数時間前「大人の会」から戻ってきた亜季さんは最初はお兄ちゃんがいきなり寝るからというボヤキが入りながらだったがそろそろ夜が明け始めるころに亜季さんと体を重ねた。
私の心と体をとても心配していてくれている亜季さんに純一君との待ち合わせ場所に行くにあたって「気持ちが許せばもう戻らないようにしようね」とほっぺたを手でグリグリしてから見送ってくれた。
ゲストルームの庭側にテラスが3つあるうちの端の席。昼以降は陽が当たらないが午前中はとても明るく流れる風も気持ちいい。すでに純一君は座っていた。「おはよ!」「うん」。私は持っていたバスタオルを下半身の上に置いた。彼もモノが隠れるようにタオルを置いていた。しばらくの沈黙。
彼は弱小チームだが水泳部にいていたので体が引き締まっている。体育の時間泳いでいるところは何度か見ていたので、大学に入ってからも変わらない体格に見とれていた。私はというと、夏にお兄ちゃんたちが帰ってきて、急に体中にホルモンがめぐり始めたのか胸のサイズが確実に1つ上がったが今ではそれでも苦しい感じになった気がする。お互い何も言えず時間が過ぎる。
「少しふっくらしてきた?太った意味でなくて女の子っぽくなったなぁって意味で」「えっ、高校の時体の線見てたの?」「いや…まぁ男子ではそういうことどうしても話題になるから」「純一君は大学行っても水泳続けてるの?あまり変わらないよね」「選手はやめたけどバイトでクラブのコーチやってるから」。二人が話していると、プールの方からビーチボールがふわふわ飛んできて追いかけるように小学校5年生くらいの女の子たち数名が追いかけてきた。私はタオルを置いて立ち上がり返してあげるとボールをキャッチした女の子が「兄ちゃん、頑張れぇ~フューフュー」と茶化すような口調で言ってくる。「妹さんなの?」というと、「うん、胸がペタンコだった最近まではベタベタまとわりついてきたのに最近は生意気で…ごめんな愛美」と。「愛美きれいだな。やっぱり女って不思議だよな。わずか数年でこんなにきれいになるんだもんな」と全裸になってしまった私の体を見ながら言ってきた。言われてハッとタオルで隠そうとした瞬間バランスを崩して、思わず純一の方によろけてしまう。純一も思わず立ち上がって転ばないように支えてくれるが、その時純一のタオルも下に落ちた。純一のモノは思わず天に向かって表に出てきた。
それから数分、お互い下を向いたままだったが再び純一の妹がやってきて「お昼は適当な時間にそのお姉ちゃんと食べなさいってママが言ってたよ!」というとまた同年代との輪の中に戻って行った。
きっかけがなかったが妹の登場でそれをつかんだ愛美。「あの、純一くん、半年前に言ってくれたことってまだいいのかな?」と。「でも愛美、お兄さんから聞いたよ。それと婚約者の人からも。辛かったんだよね」「ううん、もういいの。純一くんお兄ちゃんのような感じがしていたの。周りに対して誰にでも優しくて。いつも私を守ろうとしてくれて」「愛美はいつもさみしそうな眼をしてたの気付いていたんだ。でも原因もわからなかったし。理由を教えてもらったけど、俺もお兄さん以外の男だし。君を抱きしめたいけど僕はどうしたら…」「純一くん、いいの。私一歩前に進みたい」そう言うと、二人立ち上がり、ゲストハウス3階の自室にいったん戻った。
ドアを閉めるやいなや熱いキスを始める。愛美の右手はすでに純一のペニスを握って上下に擦り始めている。ベッドに横になり、お互いの陰部を舐めそれぞれ手を動かして激しい愛撫を始める。儒日はすぐに「出そうだ」と言うと、愛美は「出してぇ~」と言うやいなや口いっぱいに純一のモノをのどの奥まで突っ込んだ。熱い純一の気持ちが飛び込んでくる。少し蒸せながらだったが「おいしいよ、私のことこんなに思ってくれていたんだね」と涙声で伝える。純一は誕生日がまだなのでまだ18。若さもあり回復も早い。「俺、実は今までに何人かとやったことがあるんだ」「それはお互いそうだから」と返す愛美。ここからは濃厚なセックスが始まった。愛美は舐められ吸われ突かれてゆくうちに「お兄ちゃん、やっと嫌だった時代を忘れることができるよ」と一筋の涙とともに、同級生だった純一の気持ちを受け止めていた。
セックスが終わると部屋には亜季さんが見守ってくれていた。亜季さんは「良かったね、これからお互いを思いやれるように今の気持ち忘れないでね」と言ってくれてすぐに部屋を後にした。
この日以降、私はそれまでの呪縛が取れて少し大人に近づいたように感じました。この年の夏の出来事は一生忘れられないです。
※元投稿はこちら >>