***孝一郎と愛美の章④同好の集まり前半***
孝一郎と愛美、父親は同じであり家も隣ではあったがお互い思春期の頃まで互いの存在は知らなかった。実父の愛美への暴行がきっかけとなり二人は急接近。愛美は子供のできない体にまでされた。そこから完璧な方法で実父を葬った後、実父の策略によって無理やり植え付けられた大人の快楽を植え付けられてしまった二人。その後自然と二人に関係はできた。そして本家にいた政治家の長兄の策略で高校はアメリカに留学させられた孝一郎。亜季という同じ日本人の友人もでき、また投資などで自活能力を身に着けたことをきっかけに日本の大学に進学のため帰国。亜季も専攻こそ違えど同じ大学に進学しすでに将来を約束する仲となっていた。
その亜季の家というのは性に関してはオープンな考えを持っていた。性に関する教育はもちろんのことだが体の成長過程など家族全員が共有する…という目的もあり、主に夏を中心に全裸での生活をしてきている。今日はその同好の方との懇親会に兄妹で招かれることになった。
都心から1時間ほど、普通電車が1時間に1本しか止まらない駅。その時間に降りたのはお年を召したご夫婦2組と自分たちだけだった。駅を降りると亜季が迎えに来てくれていた。車にはお母様も乗っている。すでに面識もできているし、将来を約束していることももちろん二人の愛情行為も知っているので挨拶もそこそこに車に乗り込んだ。そこから山の中を20分ほど走らせてゆくと入り口は大きな農家という感じ、その奥は鉄筋3階建ての大きなゲストハウスが見える。我々が着いたと同時にすぐ後ろからも1台の車が来ていた。もう1台の車にはちょうど僕ら兄妹と同じ年頃のやはり兄・妹という組み合わせの子供が乗っていた。亜季はそっちに向かって手を振っている。昔馴染みなのだろう。
玄関まで行くと、すでに亜季たち一家以外にも3組の家族がいた。今着いたご家族や僕たちそしてここの家主を入れると7組の家族が今日から2泊3日を過ごすことになる。奥に見えていたゲストハウスのエントランスに全員が集合した。そして1組ずつ紹介された。
まずはオーナーさん。65歳で農業とその農産物の加工までを家族経営しているそうだ。奥様も同い年。お子さんは3人いらっしゃって、みんなここに来る途中に住んでいてそれぞれに奥さんとそれぞれの子供さん合わせて6人もいて。…という大家族だ。他のご家族も順に紹介いただきそして私たち。今回は亜季一家の親族ということになった。実は先日我が家に来ていただいたときに亜季との将来のことを彼女のご両親に伝えたところ、逆に涙を流されながら「ふつつかな娘ですけど…」の行付きでお願いされた。もちろん、まだ学生を始めたばかりなので籍を入れるなどは卒業後ということにしているが、近々同居することにしていることもある。その説明も公の場で初めてだったので少し照れ臭い感じがした。
オーナーさんからこの3日間の予定の説明があった。昼間は「基本的に全裸」。日没から夜明けまでは薄着でいいので上下服着用に。部屋割りは僕ら兄妹と愛美が一つの部屋に。部屋割りの都合で党なった。亜季の家族たちとは別室になった。亜季の妹たちは「でかいねーちゃんがいなくなって広々~」ってはしゃいで亜季が追いかけまわしていたのが印象的だったが。
僕はアメリカでプライベートビーチでの生活を体験したが、愛美はどう思っているのかが心配だった。
※元投稿はこちら >>