⑦
少しの時間が経ち、
僕は「一緒に未来へ戻ろう。」
と言った。
みいさんは、眉毛をへの字に曲げながら、こちらを向いた。
僕は「バック・トゥ・ザ・フューチャーしよう。」
といつものおちゃらけたセリフを吐いた。
みいさんは「何それ笑」といいながら
枕の両端に手をついて、お尻をこちらに向けてくれた。
僕は、「意味わかった?笑 めっちゃエロい」といいながら、
肌荒れひとつない白い背中を見ながら、腰のくびれに両手を当てて、ゴムを装着し、みいさんのアソコにあてがった。
そのままみいさんの奥まで挿入した。
裏筋に数の子天井のツブツブが当たり、
別の器官が、精子を出そうとしているかのような感触を感じた。
バックは、体位の中で、1番深く挿入できる体位だと思う。具体的には正常位より、亀頭半分くらい奥に入る感覚だ。
みいさんもそれに反応したのか、
「ああ、うっ、うっ、あーー!」
と苦しい感じが伝わってくる声を出し始めた。
未知の領域に侵入した亀頭は、柔らかい壁にぶつかり、包み込まれた。
僕は、奥に押し当て小刻みに動かして、
恥ずかしながら、みいさんの快楽より、自分の快楽優先で敏感な亀頭に伝わる刺激を受け続けていた。
「あーー、気持ちいい、最高だわ。
バック1番いいかも。」
「私も、犯されてる感あっていい。」
この言葉で、僕の中で、何かが吹っ切れ、
後ろから小ぶりだがお椀型のおっぱいを両手で揉みしだき、強引なストロークで速く出し入れした。
みいさんを上から見下ろすと、みいさんの可愛らしいベージュのアスタリスクの形の出口と接合部が見えた。
接合部は、幅4cmの竿のストロークにより、膣内壁の出口付近が外に出されて、出っ張りを繰り返していた。
膣の締まりがよく、かつ、柔らかいと、こうなるのかと感動さえ感じていた。
「みいさん、アソコがズボズボしてる。とてもエッチだよ。」
「やだ。でも、もっとしてほしい。」
「わかった。」
でもだんだんと、僕の背中と首の後ろが熱くなってきているのを感じていた。
それは、射精が近いことを意味していた。
「みいさん、イキそうかも。
抱きしめながらイキたい。勝手でごめん。」
「いいよ。わたしもイキそう。あ、イク。」
と言い、ビクビクと上半身を痙攣させた。
少しして、そのまま、みいさんは、身体を反転させた。
僕は、みいさんの髪をかきあげ、舌を挿し入れる攻防のあるキスをしながら、おっぱいを揉みしだいた。
たまに、髪のにおいを嗅ぐと、トリートメントとみいさんの体臭が混ざり、とてもセクシーなにおいがして、竿は、みいさんの身体と平行になるくらい、ビンビンになった。
「挿れるよ。」
といい、みいさんの中に挿し入れた。
さすがに僕の形に馴染んではきたものの、
毎回、挿れる度に発見がある。
みいさんが強気に、僕の乳首をいじりながら、キスの舌を強く挿し入れ、膣内を強く締め付けてきたところで、
カウントダウンが始まった。
「みいさん、だめ。苦しい。気持ちい。」
「フフ、もうイク?」
「一緒にいきたいけど、むずかしいよね。」
と僕は言いながら、ストロークを速めた。
「あーー、あーーー!、ヤバい!」
みいさんも
「りょうくん、イッちゃう。イキそう。」
といい、身体が3回跳ねた。
その勢いで、唇と竿が離れそうになるが、
抱きしめ離さない。
汗だくになりながら、ストロークを最高潮に盛り上げ、
「あーー!、ヤバい、ヤバい、マジで、イク。
中に出すよ。」
「いいよ。出して。」
といって、一生分とも思える精エネルギーをみいさんの中に出した。
ドクンドクン、ドク、ドク、ド、ド。
「ヤバかった。めっちゃ気持ちよかった。」
と抱きしめながら、半ば放心状態で言った。
「私も。りょうくん最後白目剥いてたよ。笑」
「まじで?未来に旅行してたのかも笑」
「それヤバい。笑わせないでよ笑」
みいさんから離れると、ゴムの中には、精液と我慢汁の混ざった液体が、液だまりのラインの倍近く溜まっていた。
「見て、めっちゃでたわ。」
「見せないでよ!」
といって、ゴムをしばり、ゴミ箱に捨てた。
グチョグチョの大唇陰を舐めとると、なんだか、安心感のある優しい味がした。
「ありがとう。」
といい、みいさんの胸の真ん中にキスをして、しばらく、じっとしていた。
「シャワー浴びて、お風呂入ろうか。」
「うん。」
といって、カーテンだけで区切られた洗面室に2人で入った。
(8へつづく)
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