⑥
みいさんは、麦茶をコップ半分ほど飲むと、コップを机の上に置いて、ベッドに腰掛けた。
「今度、上乗ってくれる?」と僕は言って、
二つ目のゴムを取って仰向けに寝転んだ。
シーツに付いたみいさんの白濁汁の冷たさを背中に感じて、みいさんをとても愛おしく感じた。
その興奮が伝わったのか、
みいさんは素直に上にまたがってくれた。
また、みいさんは自らゴムを手で付けてくれた。
「ありがとうー!着けてくれるなんて。」
「うん。口ではできないけど。」
といい、そのまま、ゆっくりと挿入を始めた。
みいさんは、
「あっ、あー、あーー、あーん!」
といい、竿の半分まで入れたので、
僕は、腰をつかんで、強引に17cmの半分の残りを入れた。
「あっっ!!」といい、天を仰いだみいさん。
ロングヘアーを大人っぽい黒のシュシュで留めたみいさんの髪が跳ねる。
僕も、「あったかーい、超気持ちいい、ヤバい」といって、迫り来る快感を必死になって受け止めていた。
そのまま動きを止めて、前傾姿勢で、抱きしめて、長いキスを始めた。舌を出し入れ、唾液を交換した。
両手は真っ白い、小ぶりなお椀型の乳房を揉みしだく。親指と人差し指で乳首を弾く。
ロングヘアーの束が鼻先にかかり、みいさんの香りが鼻腔を刺激する。
視線は、目をつむっているみいさんを見つめている。みいさんの熱く、湿度の高い吐息が聞こえる、感じる。
全身と五感で、みいさんを感じている。繋がっている。と思った。
その姿勢でしばらくみいさんとくっついたあと、唇を離し、みいさんの体勢を起こし、
ストロークを開始した。
まずは、みいさんに上下に動いてもらう。
杭打ち騎乗位である。
ストンストンと腰を落とすたび、目の奥が白く弾けた。
それは、先程の正常位より、腰に力が入る分、締まりが強く感じたからだ。
手で強く握るオナニー狂の僕は、締まりが強いとイキやすい。とても気持ち良かった。
僕は「あーーー、あーーー」の連続で、
みいさんは、
「そんなに気持ちいいの?もっとしてあげる」と速度を速めた。かなり余裕そうである。
あかん。
「あーー、あーー、あーー」になり、
ヤバい、と思ったその時、みいさんは、
動きを止め、「突いて?」と言って、
腰を浮かせてきた。
まるでSEX強者である。
言われるがまま、浮かせた腰に、腰を打ちつけた。続けていくと、汗がにじみ始めてきた。
「ハァハァ」と息があがり、
みいさんは、
「もっと速く!強く!これ気持ちいい。」
といって、完全に別人格になっている。
少しすると満足したのか、急に腰を下ろし、
腰を前後に動かし始めた。
竿がグリングリンとしなり、
気持ち良さより、僕のアソコ、大丈夫かなと心配になった。
しかし、だんだんと気持ち良くなってきた。
みいさんは、クリトリスを僕の陰毛に擦り付け、よがっている。
僕の両手を持ち上げ、自らの乳房に触るよう、触れさせた。
完全に僕はみいさんのなすがまま、おもちゃになっている。
僕は、あぁ、この人は、こんなに変態だったんだ。と思い、
遠くを見つめるような気持ちで、みいさんの少し縦長のおへそをしばらく眺めていた。
(7へつづく)
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