⑤
二人ともハアハアと息が上がった状態であったが、早く挿れたいという意志が強く、気にしていなかった。
袋を破ると、ラブホテル特有の強いピンク色のゴムが出てきた。
「着けられる?」
「着けられるよ!笑、でも着けてほしい。」といって、ゴムを手渡し、みいさんは、
亀頭にそっとゴムをあてがい、するすると下げていった。亀頭幅4.5cm、竿幅4cmのものに装着するのは、少し時間がかかった。
「ありがとう。」
そして、仰向けで寝ているみいさんの脚をM字に曲げ、ある種の征服感を味わえるその姿勢で、亀頭をアソコにあてがった。
ぴちょん。
「挿れるよ。」
「うん。」
ぐっと挿し入れると、まずは、入り口奥の浅い数の子天井に迎えられた。
「あーーやばい。気持ちいい。」と頭の中で思った。亀頭が包まれている。
みいさんは目を閉じながら、
「うーーん。あーー。」と抑え気味の声を出している。
そこで、何往復も一定のリズムで出し入れを行った。
竿の半分ほどに白く濁った汁が付着しているのを見下ろし、ピンクのゴムと色が調和して、とても卑猥だった。
「みいさん、とてもエッチだよ。心のシャッターで撮っていい?笑」
「やだ。心のシャッターって何?aikoの歌詞みたい。笑」
「そう。それ意識した。よくわかったね。」
よくわかったねの「た」のときに、
いきなり奥まで突いた。
みいさんは、
「あっ!!!あーーー!ヤッバ」と言いながら、のけ反り、イッてしまった。
僕の方もダメージは無かった訳では、ない。
数の子天井の奥には、未知の柔らかい壁があったのだ。そこにツンとあたり、止まったと思いきや、壁ごと奥へ進んでいった。
そして、みいさんがのけ反ったことによって、壁が上にスライドし、亀頭が摩擦され、
今までに感じたことのない快感を感じていた。
また、竿の部分は、数の子天井で絶えず刺激されている。
「僕もヤバいかも。出ちゃう。」
「ダメ!」みいさんはそれだけ言うと、
姿勢ののけ反りを戻した。
それにより、亀頭がまたスライドされ、
あっと声が漏れてしまうが、
ギリギリ耐えることができたようだ。
まだ正常位を始めて5分程度しか経っていない。
もっと突きたいという衝動にかられて、
何度も往復を始めた。
ザラザラの天井がカリ首を刺激し、
我慢汁がゴムの中にどんどんと溜まっていることを感じる。
みいさんは、ずっと
「あー、あっ、あー、あっ」の繰り返し。
ここで、やっと、乳房とアソコの突起物を触り始める余裕ができた。
AV男優は、初めからこれができるのかな、すごいな。などと、呑気なことを考えながら、みいさんを攻めていた。
だんだんと動きを速め、イキそうになったその時に、一気に腰を離した。
みいさんの小さなアソコから、17cmのものがズッと出てきて、ゴムを外すとなぜかうっすら濁った我慢汁が、液だまりラインを少し超えて溜まっていた。
みいさんのアソコは、入っていた余韻を残し、10mmほどの直径の空洞がぽっかりあいており、そこから、白く濁った液が肛門、ベッドシーツまで流れ出ていた。
少し経って、
「気持ちよかった。喉乾いたー。」とみいさんは言ったので、麦茶を今度は口移しではなく、コップに注いで渡してあげた。
(6へつづく)
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