48.~街を見下ろしながら~
「もう、俊ちゃんったら。酷いんだから… 」って、腕に摑まりしな垂れて歩く。
「じゃぁ、もっとな。」って、カチッとスイッチを入れると腕を掴む手の力がより一層強くなる。
実はさっきのアダルトショップで、恭子は恥ずかしかっただろうけど、目線が向けられる中でコートを開けさせ、ブラは服を着たまま付けさせたけど、スカートを捲りげ皮のオモチャを装着してやった。
「スケベな男達の前でオモチャを付けられて、どんな気分だった?」
「AVなんかでは見たことあって興味はあったんだけど、あんなに恥ずかしいなんて… 」って所で、振動を強くする。
「ウゥ… 」
「嬉しかったんだろ。」
「だってぇ… 本当にAVみたいだったんだもん。」
「今だって、こんな人混みの中でオモチャ咥えこんで悶えてるなんてAVみたいじゃんか。(笑)」
「だって、これは俊ちゃんが… 」
「俺が?」って言いながら振動の強さをMAXにしてやる。
「ウゥ… ダメダメダメ。こんな所でそんなに強くしないでぇ。」って、通行人が行き交う中で立ち止まり、腕にギュッとしがみついて来てグっと眉間に皺を寄せたかと思うとブルブルっと微妙に震える。声は我慢したけど、どうやら雑踏の中でイってしまったようだ。
途中に寄った衣料品チェーン店の試着室でオモチャから穴開きの下着に着替える様に命令する。
最後は街を一望出来る無料展望フロアのあるオフィスビルに向かった。
流石に平日だったのか、人が多い街でも展望とレストラン街のある上の階まで直通のエレベーターに乗り込んだのは俺達だけで、二人きりの空間に監視カメラの存在を忘れてしまい、思わず抱き締めてkissをしていた。
展望フロアも思ったよりも人がおらず閑散としている。俺は意地悪を思いつき恭子にこう言った。
「トイレに行って、服を脱いでおいで。」
「エッ?」
「コートを羽織ってるから誰にも分からないよ。」
少し待ってると恭子が戻って来た。
大きなガラス張りから街を一望しながら、周りに人が居ないかを気にしつつコートのボタンを一つ外す。
「エッ!」驚く恭子を無視して二つ目。
「何する気?」
「ちゃんと脱いできたか確認だよ。」って言いながら三つ目を外す。
恭子は俺が何をするのか解ったようで、慌ててポケットからマスクを取り出し顔を隠す。
四つ目、五つ目と、コートのボタンを全部外した。
若いカップルがする様に後ろから覆いかぶさるようにして、街を見ているフリをしながら閉じていたコートを開けてやる。
「嫌っ、恥ずかしい。」
「何処かで望遠鏡を覗いてる奴っているかな?(笑)」
「もう、ヤメて。」
「ダ~メ。」って言いながら、ブラの穴の所から出ている乳首を指で弾いてやる。
「アン!」
「ホラ、感じてるじゃん。」
「そ、そんなこと… 」って、今度は摘まんでコリコリとしてやる。
「アァん。」って、声を漏らすので周囲を気にするが、まだ近くに人は来なさそうなので大胆になってしまい、右手を下の方へ向かわせて布の切れ目から指を忍ばせてみる。
すると、乳首だけで感じていた様で既にヌルヌルの状態で、指がヌメヌメっと入っていく。
聞こえはしないが、人の少ないフロアで音が響く感覚になりながらクチュクチュクチュ… って指を動かしてしまう。
「あぁぁ… 」っと、その時に人がやって来た。
俺は慌てて指を抜き、恭子はコートの前を閉じた。
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