金曜日、学校から帰ってきた悠と愛はお泊り会の準備をさっさと済ませて、お泊りで出かける私の準備が終わるのを待っている。
「ママ、パーティーに呼ばれるなんていいなぁ、めっちゃきれいやで」と娘の愛が言ってきた。息子の悠も「別人やん」と目をぱちくりさせていた。
二人を2駅先の紀子の家の最寄まで送ると、折り返し梅田の少しはずれにある待ち合わせ場所に向かう。夫のそして私が勤めていた時の上司でもあった雅子の夫である礼はすでに愛車を停めて待っていた。
車の後部座席に招かれ腰を下ろす。
「奥さん、いや雅っぺきれいですよ」とミラー越しに雅子を見てくる。かつての上司でもあるので当時のニックネームで呼んでくる。車は神戸方向に走り、三宮の辺りでホテルの駐車場に入った。ホテルと言っても港全景がきれいに見えるいわゆる高級ホテルだ。最上階のレストランに行き、食事の間はそれこそどこにでもいそうな夫婦のたたずまいを演出してくれた。
時刻は9時を回ったころ、港の見える部屋に通される。
「あらためて、雅っぺきれいですよ。それにしても浩君は本当にまじめだよな。昔から全く変わらない。相手のこともきちんと思ってやれるいい男だ。唯一浩君の評価を下げたのが君が授かり婚のため退職しますの一言だったかな…ハハハ…ちゃんとやっていたんだと」。雅子は顔を赤らめた。
「あのぉ、部長さん今日は本当にいいんですか?」と無粋な質問を雅子はしてしまった。
「雅っぺ、部長さんはよそうよ。礼と呼んでよ。実はね、この前紀子は留学時代のスウェーデン人と会ってきているんですよ。当然その関係もやってきていますからねぇ。わかるんですよ。我々は週に2~3回は愛し合っていますから彼女の中に私のモノを入れると分かっちゃうんですよ。それに紀子自身も正直にどうだったって言ってくるんですよ。僕ももうすぐ50歳。そろそろスタミナも切れてくるころに差し掛かってくると思うんで、結婚するときにセックスに関してはお互いオープンにしよう…って決めたんです。だから、僕が海外出張とか出かけると必ず現地の女性の話をあれこれ聞いてくるんです」。雅子は話を聞いているうちに顔が完全に紅潮しているのは気付いていた。
「この手の話は苦手かな、雅っぺは?でもけっこうセックスには大っぴらだと聞いてるよ。
「どこまで聞いているのですか?」
「うちの紀子とも関係ができていることや一緒に暮らしていたころの男関係とか」
「もうほぼ丸裸だよね。そうだ、部屋も薄暗くしてと…、お互い裸になりませんか」と言いつつ、礼は雅子の唇を奪ってきた。そして着ていたワンピースそして下着と次々と脱がせ雅子はすでに全裸にされてしまっていた。唇をつけつつ礼もすべての衣服を脱ぎ去っていた。
「よいしょ」と言うや否や雅子はお姫様抱っこされてバスルームに連れていかれた。中の蓋のされているトイレに下され、すぐにバスタブにお湯を張り始め再び二人はキスを始める。それから礼の唇は雅子のからだじゅうを舐め始める。
「お風呂に入るまでの女性のにおいがいいんですよね」。雅子も同じことを思っていた。これまでに夫を入れると5人の男性が彼女と体を重ねたが、男性特有のにおいがとても好きだった。
お湯が半分ほど溜まったところでバスタブに入る。石鹸を両手に塗った礼の手が内腿からそして雅子の秘壷へと近づいてくる。近づいた瞬間彼女の壷が強烈な掃除機のようなもので吸われる感覚がした。一瞬にして雅子は気を失いそうになった。夫の浩との行為ではまずありえないクンニであった。その後、きれいに秘壷の奥も含めてきれいに洗ってもらった。
さて次は雅子の番である。礼のモノは半勃ちであった。まだ本気モードじゃない分比べようがないかもしれないが、色は黒光りし太さはこの時点で夫の浩のものより太いのがわかった。
「いいですよ、好きにしてください」と言われると、雅子はもう我を忘れてしまっていた。夫が旅立ってから数か月。久しぶりに見る男性のモノである。
「激しいなぁ、あわてなくてもこの後楽しめますよ」と言われてふと我に返った。礼のモノは完全に起きていた。年齢から言えば男性のモノはだんだん角度が下がってくると聞いているのだが、礼のモノは違った。雅子が口を離すと、まるで初体験をした時の10代の男の子のように上に向いているのであった。しげしげとみていると再びお姫様抱っこをされて今度はベッドの上に押し倒された。移動している間、結婚後ずっとこのモノを相手にできる友人である紀子がうらやましくなった。
前戯から始まり挿入そして1ラウンドが終わるまでそれほど時間が経っていないようにも思えたが、それでも1時間はゆうに超えていた。行為中彼はずっと雅子に声をかけていたのだ。「今の反応、可愛かったですよ」とか「もっとHな声を出しましょう」とか「「おめこ気持ちいい」って叫んでみましょう…などなど休まる暇もなく。
1ラウンドが終わってもとにかくいろんなエロな話題で場を盛り上げてくれる。時には雅子にとっては友人でもある紀子がどう反応したかなどとにかくネタが尽きない。雅子はもう浩という夫の存在が少なくとも礼のモノを受け入れている間は完全に消えてしまった。
翌日、自宅に帰ってからすぐに浩には電話を入れた。夫からは「そうか、よかったね」とだけ言われたが、それ以降彼からの電話が時々時間を外してかかってくるようになり、雅子の秘ワイの声を求めてきたりするなど変化が出始めた。
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