ヤマトとレナは母のミナミを誘い三人で二泊三日の温泉旅館を計画した。
ヤマトが車を運転した。
二人を迎えに行ったときミナミと久しぶりの再会を果たしていた。
「久しぶりだね、、、ミナミ、、、」
「本当ね、、、」
言葉は少なかったがミナミはしっかりとヤマトを見つめてきた。
ミナミが本当に愛した、ただ一人のひと、、、
そんなミナミも確かに年をとったが、まだまだ若々しく、そして美しい、、、
いきなりミナミが娘の前だというのに頭を下げた。
「あのときは本当にゴメンなさい、、、」
「もういいんだよ、ミナミ、、、俺こそすまなかった、、、」
ミナミが涙をこらえているのが分かる。
「レナのこと、よろしくお願いします、、、」
「絶対に幸せにする、、、約束する、、、」
二人は頷き合った。
レナに聞いていた。
ミナミは男に見向きもせずにレナ一筋に生きてきた。
何があったのかは知らないけれど、ひたすら後悔し続けている。
それを聞いてヤマトのわだかまりは跡形もなく消えた。
いきなりレナが抱きついてくる。
「どうしたんだよ、急に?」
「だって、、、二人がいい感じだったから妬けたの、、、」
ヤマトは思わず苦笑いをする。
ドライブを愉しみながら予約した温泉宿に着く。
宿といってもホテルのように豪華な造りだ。
「凄い、この部屋広くて凄い、、、それに景色も見てよ、、、」
「本当ね、、、」
ミナミが寄り添う。
「ヤマト、奮発したでしょう?」
「まあね、、、でも気に入ってくれて嬉しいよ、、、」
「ヤマト、ありがと、、、」
また抱きついて来て、今度は頬にチュッとキスをする。
「おいおい、、、」
「ヘヘッ、、、」
三人は浴衣に着替え、大浴場へと向った。
たっぷりと温泉を愉しむと部屋には豪勢な夕食が準備されていた。
「すごい、すごい、、、」
「本当に美味しそう、、、」
舌鼓をうちながら食事を済ませ三人でワインを愉しむことにした。
「このワイン、すごく美味しいわ、、、」
「本当、それに飲みやすいね、、、」
ツマミもなかなかイケる。
「今夜どこで寝る?」
和室に布団でもいいし、奥の部屋にはベッドが二つある。
「俺が一人で和室で寝るから二人は奥の部屋のベッドにしたら?」
「そんなの嫌だな、、、わたしは和室で三人一緒に寝たいな、、、」
「うん、、、でもな、、、」
ミナミを見ると、なぜか視線を逸らす。
しかし反対する意思はないようだ。
「わたし達もう家族なんだよ、、、一緒に寝ようよ、、、」
「そうだな、、、俺が布団を敷いて置くよ、、、」
ヤマトは三つ並べて布団を敷いた。
三人のワインの量が増えていく。
わだかまりが無くなった三人が幸せを噛み締めながら心地よい酔いを深めていく。
レナの浴衣姿が色っぽい。
少しはだけた襟元からその量感を思わせる深い谷間が覗いてる。
よく見ると乳首のポッチも、、、
ノーブラだ。
ミナミも負けてはない、、、
確かにあの頃のように若くはない。
それでも肌はツヤツヤで顔だって年齢を感じさせない。
それにミナミの襟元もはだけてレナに負けない谷間が覗いてる、、、そしてブラカップも少し、、、
初めてミナミを抱いたときも温泉宿だった。
ミナミは俺がブラフェチだと知っていた。
そして今夜もブラをしてる。
たまたま、、、だよな、、、
ミナミが俺の視線に気づき頰を染めて俯く、、、
いや、ワインのせいか、、、
ミナミははだけた胸元を直そうとはしなかった。
ヤマトの視線はいけないと思いつつ、ブラカップの刺繍に引き寄せられる。
特にミナミがワインを注ぎ足してくれるときには、ほとんどまる見えだ。
ミナミだって気付いているはずなのに、、、
三人はほどよい酔心地の中、ヤマトを真ん中にして、それぞれが布団に入って横になった。
部屋は真っ暗にはしなかった。
レナとミナミの希望だった。
しかし光量は落とした。
ヤマトはなかなか寝付けなかった。
二人はもう眠ったのかな、、、
「ヤマト、来て、、、」
「んっ?」
レナが潤んだ瞳でヤマトを見ていた。
「どうした?」
「いいから、こっちへ来て、、、」
ヤマトは音をたてないようにレナの布団に入った。
レナは抱きついて来てキスをしてきた。
「ダメだよ、、お母さんがいるだろう?」
「大丈夫、お母さんは醉うと、すぐにぐっすり寝ちゃうから、、、」
「しかし、、、」
レナは耳元に口を寄せ囁いてきた。
「さっきお風呂に入ったとき話したの、、、わたし、今夜ヤマトに抱かれるって、、、見るのが嫌だったらベッドで寝てと言ったら、すごく恥ずかしそうにして、、、見たいと言ったわ、、、分かるでしょう?母はセックスじゃなくてセックスしてるヤマトが見たいの、、、
ヤマトに抱かれている気持ちになりたいのよ、、、母はヤマトが忘れられないの、、、ずっと想い続けてる、、、母はまだオンナよ、、、すごくキレイでエッチなカラダをしてる、、、羨ましいぐらい、、、でも今はわたしだけを見て、、、ヤマトに愛されていることを母に見せつけたいの、、、」
「分かったよ、レナ、、、愛してる、、、」
「わたしもよ、ヤマト、、、」
つづく
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