レナはオンナとして開花した。
あっという間にオンナの悦びを知った。
レナは一段と美しさを増し、色気を漂わせる女性になった。
その上品で落ち着いた佇まいに男達はため息を漏らすようになった。
二人の婚約はまだ秘密だがメグだけには伝えるつもりだった。
ある日二人だけの飲み会をひらいた。
「レナ、、、聞こうと思ってたんだけど、、、彼氏できたでしょう?」
「はい、、、でもどうして分かるんですか?」
「それはね、、、一段とキレイになったし、色っぽくなって肌も艶めいてるし、、、」
「そうですか?嬉しいです、、、」
何なのよ、、、この落ち着きと色気は、、、
なんだか羨ましい、、、
「で、、、誰なの、相手は?」
「川島部長です、、、まだ内緒だけど、結婚します、、、」
「えっ、ええっ?」
川島部長?
まさか、、、
ええっ、、、結婚?
年の差が、、、
愛人じゃなくて?
頭が混乱する、、、
「本当、、、なの?」
「はい、、、彼を愛してます、、、彼も、、、」
イヤイヤ、聞きたくなーい、、、
メグがやにわに酒をアオリ出す。
くそっ、、、わたしも狙ってたのに、、、
いい感じだと思ってたのに、、、
「大丈夫ですか?」
大丈夫じゃないけど、、、辛いけど、、、
レナはいい娘で可愛い後輩だし、、、
「そっか、、、悔しいけど、、、レナなら、しょうがないか、、、よし飲むぞ、、、ヤケ酒じゃあ、、、付き合って貰うよ、、、」
「あの、、、はい、、、」
それからメグは普段からは想像できない飲みっぷりだった。
「おめでとう、、レナ、、、」
「ありがとうございます、、、」
何度も繰り返される酔っ払いの祝福、、、
かなり出来上がってる、、、
「ねぇ、、、彼、、部長って、、、どんなセックスするの?」
「えっ、ええっ、、、」
それ聞く、普通?
「教えてよぉ、、、お願いぃ、、、」
「もう、、、少しだけですよ、、、」
自慢したい気持ちも少し有る、、、
「うんうん、、、」
「凄く優しくて、、、でも激しく求めてくるときもあって、、、カラダ中をイッパイ舐めてくれて、、、エッチも凄く強くて、何度もイカされちゃうんです、、、」
「いいなぁ、、、わたしも何度もイカされたい、、、」
「ええっ?」
「それで、、、何回ぐらいするの?」
「三回ぐらい、、、でもこの前は五回、いや六回しました、、、」
「ええっ、、、六回も、、、絶倫かよ?それでアソコは?」
「アソコって?」
「おチンチンよ、、、大っきいの?」
生々し過ぎない?
「そんな、、、わたし、彼しか知らないし、、、」
「教えてよぉ~」
この人、醉うと面倒くさい、、、
「20センチ、、、ぐらいかな、、、」
「ウソ、、、デカ、、、」
「そうなんですか?」
「デカいよ、、、、普通はもっとちっちゃい、、、わたしはちなみに大きい方が好き、、、」
またメグが酒を煽る。
「いいなぁ、、、そんなに凄いんだ、、、部長とセックスしたいなぁ、、、」
この人、モロに言ってるよ、、、
「レナ、お願い、、、一回だけ貸して!」
「何を言ってるんですか?」
「いいじゃん、わたしたちダブルGなんだから、、、一回だけ部長とセックスさせて、、、」
「ダメです、そんなの、、、」
「あの、一回って言っても一発じゃなくて、、、三発はして欲しいけど、、、」
「だから、ダメです、、、」
「ケチ、、、レナのドケチ、、、ああ、部長のことずっと好きだったのになぁ、、、」
やっぱり、、、
「メグさん、ごめんなさい、、、」
「謝らないでよ、、、わたしはレナも大好きだから、、、他の娘に取られるよりはずっといい、、、二人に幸せになって欲しい、、、」
「ありがとう、、ございます、、、」
嬉しい、、、すごく、、、
「でもさ、、、デカチン貸して、一発でいいから、、、」
「他のデカチン探せばいいじゃないですか?」
「部長についてるデカチンがいいの、、、他のは嫌じゃ!」
「絶対にダメです!」
「くそっ、飲むぞ、、、レナ、今夜は眠らせないからな、、、」
「はい、、、ふふっ、ヤマトさんと同じこと言ってる、、、」
「なに~」
この人、怖、、、
あの日、、、ヤマトも眠らせないって、、、六回も、、、
ムフフ、、、今度はもっと、、、
「何考えてる?この幸せボケが!」
やっぱ、怖、、、
二人は朝まで飲んだ。
つづく
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