入社の一週間前。
二人でお祝いをした。
「おめでとう!」
「ありがとうございます、、、」
一流ホテルのレストランの個室で夜景を見ながらの食事は最高だった。
ヤマトの会社の説明を聞きながらワインの量も増えいく。
就職のプレッシャーから開放されたレナも安心したせいなのか飲み過ぎてしまい具合が悪くなってしまった。
ホテルの部屋を取りレナを介抱した。
「大丈夫かい?」
「はい、、、ごめんなさい、、、まだ、ちょっと、、、お水飲みたい、、、」
ペットボトルのキャップを外し飲ませる。
ゴクゴクと飲んでいくブラウスの胸元で豊かな乳房が突き出され揺れる。
ヤマトがゴクリとツバを飲む。
あまりにも魅力的な光景だった。
「ヤマトさん、、、背中を擦って下さい、、、」
「分かった、、、」
ブラウスの上から背中を撫でる。
ブラの背中のラインとホックが手のひらに当たる。
ヤマトも男だ、、、
レナのような魅力溢れる女性のカラダに触れ、欲望が頭をもたげてくる。
触れるホックを外し、その美しいカラダを鑑賞したい。
キスをして、カラダ中を愛撫して、この美しいく優秀な女に己の刻印を刻み込んでやりたい。
でもそれは出来ない、、、
レナは俺の大切な娘も同然だ。
ヤマトは男の欲望を押さえ込む。
「もう大丈夫みたいだな?」
「はい、、、」
「泊まっていいからな、会計は済ませてある、、、俺は帰るよ、、、」
「、、、、、」
「お母さんは、、、大丈夫のか?」
「女友達の部屋に泊まると言ってあります、、、」
「そうか、、、」
「待って下さい、、、ひとつだけ教えて下さい、、、」
ベッドに腰掛けたレナが一途な瞳で見つめてくる。
「なんだ?」
「わたしは実力で合格したんですか?」
ヤマトが戻って来てレナの両肩を掴む。
「俺の目を見ろ、、、」
「はい、、、」
「レナは自分の力だけで入社した、、、俺は何もしてない、、、分かったな、、、」
「はい、、、」
「その代わり、レナを人事部に引っ張った。」
「えっ、、、」
「優秀な人材は俺の手元で育てる、、、」
嬉しい、、、すごく、、、
でもこれじゃヤマトにやられっ放しだ、、、
そんなのイヤだ、、、
「断っても、いいですか?」
「えっ、それは、、、」
「キスして下さい、、、してくれたら受けます、、、」
瞳を閉じて顔を向ける。
キレイだ、、、
誰よりも、、、
だからこそ、、、
ヤマトはレナのオデコにキスをした。
「チュッ、、、」
「えっ、、、」
「これで決まりだ、、、レナは俺の部下になる、、、みっちりシゴいてやるからな、、覚悟しておけ、、、」
「そんなのズルい!」
ファーストキス、、、
ドキドキしてた、、、
どんな感じかな?
舌入ってくるかな、、、
入ってきたら、、、どうしたら、、、
任せればいい?
いやわたしからも、、、
そんなこと考えてた、、、
えっヤマト、、、どこ見てるの?
レナのブラウスのボタンがほどけていた。
みっしりと実った乳房が窮屈そうにせめぎ合い深い谷間を覗かせてる。
ブラカップも、、、
すごく見てる、、、ああっ、エッチな目してる、、、
ヤマトは急に視線を外した。
もう遅いよ、、、見てたの知っちゃったからね、、、
「うん、、、その、、、人事のことは内緒だから配属されるまで誰にも言わないように、、、」
「はい、、、でもヤマトさん、、、本当に朝まで一緒にいてくれないんですか?」
「だめだ、、、俺がガマン出来なくなる、、、」
「ガマンしなくていいです、、、抱いて下さい、、、わたし、ヤマトさんにずっと助けてもらってる、、、それなのにわたしは何も出来ない、、、わたしには何もないんです、、、あげられるのはわたしのカラダだけ、、、
だからお願いです、、、責任を取ってなんて言いません、、、ヤマトさんのオンナにして下さい、、、」
「俺はレナからいっぱい貰ってるよ、、、レナが気付かないだけだ、、、それに助けてなんていない、、、俺がしたいからしてる、それだけだ、、、気にすることなんて何もない、、、レナはもっと自分を大切にしろ、、、それが俺の一番の願いだ、、、」
ヤマトが部屋を出て行った。
振られちゃった、、、
それなのに胸が熱くなってる。
ガマン出来なくなるって、、、
わたしが本当は欲しいんだ、、、、
オッパイだってじっと見てた、、、、
嬉しい、、、わたしをオンナとして見てくれた。
つづく
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