カラオケボックスを出て、ビジホと飲み屋街のハズレを一筋裏へ入ると派手なネオンのホテル街。
今はマスクが普通なので、そんなに人目を気にせず入れる。
「カァ、時間は?大丈夫なの?」って聞いてみると
「パパさえ良いんだったら、お泊りでも大丈夫です。」って言う。
「お家は?」と聞くと
「お母さんは私が朝帰りしたって、どうせ友達の所にでも泊まったんでしょって思ってる人なので。」
って事で、週末の割りに空室があったので泊まりにする事にした。(もう、ココまで来たら覚悟は決まった。こんな俺でも、かぁが悦んでくれるなら嬉しいし、タップリと愛してやろうと思っていた。)
「お風呂、どうする?」って聞くと
「一緒に入りたい。」って言う。
それでもやはり初めてで恥ずかしかったのか
「先に入ってるね。」と、そそくさと浴室に向かい、俺が入った時には湯舟に入って膝を抱え体育座りみたいにしていた。
俺は何も気にしてない素振りで
「ヨイショッ!」と、かぁの背中を抱える様に入る。覚悟しているとは言え、やはり体を強張らせている。
「カァ、こういうホテルは経験あるの?」
「エェ、前に付き合ってた彼氏とは何度か… 」
「彼氏って、俺みたいなの?」
「いいえ、学校の先輩だった人です。」
「じゃぁ、こんなオヤジとは?」
「は、初めてなんです… 」
「そうか。」
って、肩越しに耳元で「こんなに緊張しちゃって、可愛いね。」って囁いてChu!ってする。
少し強張ってたのが緩んだ気がしたので、肩から回した手を胸に忍ばせてみる。
「柔らかいね。」
って言って手を動かしてみると、本当に小さく「アァ… 」って声を漏らす。
「ホラ、先の方がこんなに硬くなって… 」と、指先でコリコリとしながら耳元から項にChu!Chu!するとくすぐったそうにする。
「可愛い顔をコッチに見せてごらん。」と、片手で顔をコチラへ向かせてkissをすると応えてくれる。
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