翌日の日曜日は道場で汗を流し勉強に集中した。
本当は美子を抱きたかったがガマンをした。
溺れてしまうことが怖かった。
美子も同じ気持ちのはずだ。
大好きな義母を苦しめたくなかった。
学校では友人たちと楽しく過ごした。
時折ユウカの視線を感じる。
会話はないが想いの籠められた熱い瞳をしていた。
リョウタは気づかないフリをしてやり過ごした。
もう関わる気はまるでない。
二人の様子を感じ取った女子生徒がしきりにアプローチをかけてくる。
中でもノゾミは積極的だった。
いつもリョウタのそばに寄ってきて話しかけてくる。
周りに誰もいない時にはその豊かな胸を押しつけてくる。
「なあ阿部、、、あたってるぞ、、、」
「分かってるよ、、、五代くんだからだよ、、、」
「おい、、、」
「わたし、、、五代くんが思ってるより大きいよ、、、カタチだって自信あるし、、、五代くんだったらいつでもOKだから、、、でも勘違いしないで、わたしバージンだ
よ、、、五代くんにあげると決めてるから、、、」
「ちょっと、、、こんなところで何してるのよ、、、」
アリサがいきなり絡んできた。
「アリサには関係ないでしょう?邪魔をしないで、、、自分のしたこと分かってるよね?」
アリサはその言葉に血相を変えて食ってかかってきた。
「何よ、処女じゃない女は人を好きになる権利が無いというの?幸せになっちゃいけないの?」
「あのね、、、そんなこと言ってるんじゃないの、、、ずっと前から好きな人がいるのに、ちょっと顔の良い男に誘われたら簡単に股を開いてバージンを捧げる女は信用出来ないと言ってるの、、、」
まさに正論だ。
アリサは言葉を失った。
「何よ、、、」
弱々しく呟くのが精一杯のようだ。
「アリサ、、、聞きたいんだけど、、、俺に手紙出したか?」
「手紙って?」
まるで心あたりの無い反応だ。
そうだよな、、、
コイツだったらこんなまわりくどい事なんてしないで直接言うはずだ。
「いや、何でもない、、、」
あれはいったい誰が、、、
授業のチャイムが鳴った。
教室の入口にユウカが立っていた。
ジッと見つめてくる。
どういうつもりだ、、、
リョウタは避けるように教室に入った。
リョウタは自室での勉強をすませ浴室でシャワーを浴びた。
時間は十二時になろうとしている。
ふとリビングから明かりが漏れていることに気づく。
義母がまだ起きているのだろうか?
四日前に関係をもってからシテいない。
本当は毎日でも、、、
でもそれは、、、
リョウタは美子をオカズに性欲を発散していた。
夕食時の美子は一段と艶めかしかった。
潤んだ瞳でリョウタを何度も見つめてきた。
もう一度、美子のカラダを目に焼き付けて今夜もオナを、、、
美子はやはり起きていてワインを飲んでいた。
「あら、リョウタ、、、勉強は終わったの?」
美子の表情がパッと華やぐ。
「うん、喉が渇いたから何か飲もうと思って、、、」
「麦茶でいい?」
美子が立ち上がる。
「うん、、、えっ、、、」
美子はナイティを着ていた。
スケスケの黒のベビードール、、、
ノーブラの乳房はまる見えで、白のショーツは半分がはみ出していた。
「義母さん、、、」
息を呑む、、、
勃起した、、、
目の前に立った美子がグラスを渡してくれる。
リョウタは飲み干した。
美子が空になったグラスを受け取る。
リョウタの視線は美子のカラダに釘付けだ。
美子は満足気に微笑んでいる。
艶を増した肌、濡れた唇、、、
わたしが欲しいんでしょう、、、
妖しい瞳がそう囁いている。
「フフッ、、、今夜はリョウタと一緒に寝ようかなと思ってたんだよ、、、このナイティもリョウタのために買ったんだから、、、」
リョウタはもうガマンが出来なかった。
「義母さん、、、すごく似合うよ、、、エロ過ぎる、、、」
美子を抱きしめる。
「ああっ、だめよ、、、今夜はセックスしないからね、、、抱き合って眠るだけ、、、」
構わず首筋に唇を這わせる。
「あん、リョウタぁ、、、」
横抱きに抱え上げ夫婦の寝室へと向かう。
「えっ、、、ヤッ、、、ここはだめ、、、」
ベッドが二つあった。
義母のベッドに横たえる。
「いいでしょう?セックスしないんだから、、、」
「イヤだぁ、、、セックスする、、、リョウタとイッパイするの、、、ねっ、だからリョウタの部屋で、、、」
唇を奪う。
初めはイヤイヤしてたのに、すぐに両腕を首に絡め激しく舌を貪ってくる。
「こんなに色っぽい格好で息子を誘って、、、悪い母親だ、、、」
「だって、、、ずっと待ってたのにリョウタがシテくれないから、、、」
「今夜は本当に一緒に眠るだけのつもりだったの?」
「ううん、、、リョウタが寝たら、、、いっぱいフェラして入れちゃおうって思ってた、、、」
手に余る乳房をまさぐる。
「義母さんて、、、すごくエッチだね、、、」
「リョウタのせいだからね、、、だってリョウタのセックス、スゴイんだもん、、、今までのセックスと全然違うんだもん、、、」
「もう義母さんは俺のものだからね、、、」
「そうよ、、、リョウタのものよ、、、あ~ん、いっぱいシテえ!!」
二人は燃え盛る炎のように激しいセックスにのめり
込んだ。
けれどもこの関係は仮初のものに過ぎないことは二人も分かっていた。
二人はだからこそより一層求め合った。
つづく
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