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忍と葵と凛は、美羽が学ぶ学園の応接室で学園長と会っていた。
「理事長様から伺った通りに全て準備は終わっております」
「ご無理を言って申し訳ありません」
「いえいえ、神内御老人のご指示は絶対ですから」
直接護衛に入る葵と凛の、学園への編入もちろん同じクラスと
全寮制での同室が確定した。
この学園は幼稚園から大学院までの一貫教育が受けられ
教員かた職員まで超一流の人材が世界から集められた。
入学に関して学科試験などは無い、本人はもちろん
一族全ての素行調査と面接だけ。
父子家庭や母子家庭の子もいる、入学金も授業料も寮費も全て何もないから
学園をちゃんと卒業出来たなら世界中から貴婦人の称号を与えられる
ただ、卒業が非常に難しい、学問やスポーツ、芸術など学園が認めた才能が無いと退学させられる。
この学園は孫娘美羽の為に将来、美羽にとって有益な人材を作り出す為だけに
神内老人が作った学園。
美羽と葵と凛はすぐに打ち解け友達になった
美羽は天使のような美少女だったが、それを上回る
葵の優雅な美しさに美羽は心奪われた。
美羽は葵と凛と一緒にいる時間が楽しくて楽しくて、初めて出来た友達。
今までは祖父を恐れて誰も心を開いてくれなかった。
三人で学園の共同浴場へ
美羽は美しい白い肌のスレンダー美少女、乳房はこれから成長
凛は褐色の筋肉質なスレンダー美少女
葵の裸体を見た美羽は心奪われた
余りにも美しい白く透明な肌、少女なのにエロスの女神のようなライン
乳房の先に小さな純ピンクのつぼみ。
美羽は恋に落ちた。
幼少から学園で学んでいる美羽に学園の隅々まで案内してもらった。
その情報は全て、情報分析担当者の夕子へ送られ迎撃作戦の立案の基礎に使用された。
忍は誘拐計画の詳細な情報収集を
貴子は情報を元に要撃計画の立案と関係各省庁への指示。
早苗はユキとへそ天でお昼寝。
敵の襲撃は夏休み初日の夜と判明した
大多数の生徒は初日の昼間に寮を出る
美羽と葵と凛は、美羽の別荘で過ごす予定をしていたので一日ずれた。
その情報が敵に漏れた。
敵にとってもこの襲撃は非常に厄介な仕事、銃や火薬の部類は使えない
ここの生徒はほとんどが各国要人の娘、巻き込んだら大変な事になる。
深夜に美羽の部屋とフロアーに睡眠ガスを挿入し、同室の生徒共々泥酔させ
美羽だけを傷つけず何も壊さず連れ去る計画。
夏休み初日
夕方「今夜は部活の用事で部室に泊まるから、明日の朝帰ってくるね」と凛が部屋を後にした。
「あらあら凛ったら、夜二人だけって初めてね美羽さん」葵が美羽に
美羽は頬を赤らめキュッと唇を「うん」と一言
今夜、今夜、葵さんに私の思いを・・・
美羽の恥ずかしい所が少しづつ濡れ始めた。
「夕食も済んだし、お風呂へ行きましょう・・今夜は誰もいないから二人だけの貸し切りね」
「うん、そうだね」
葵の純粋な笑顔、美羽の妖艶な笑顔。
全てが計画通り、美羽を守り切るには二人みだらな夜を過ごす必要が・・・
二人が快楽に溺れる事で葵の能力が最大限発動する。
二人だけの浴場、全裸の二人、美羽は狂いそうだった
そして
「美羽さん・・・好きよ・・」
思いがけない言葉
二人、舌を絡ませながら、お互いの蜜壺に指を這わせていた。
「お部屋に戻りましょう」
「はい、葵ねえさま」
二人部屋のベッドで卍合う。
ベッドの下に潜む凛から夕子へ思念通話
「こちら凛、葵の”神性領域”の発動を確認、範囲は現在この部屋内部」
始まった、魔女の宴が始まった、鮮血と精液の宴が。
敵の通信
「アルファーからエコーまで定位置へ着いた。まったく楽な仕事だぜ」
「そうでも無いぜアルファー、相手は魔女だと先ほど本部から連絡が入った。」
「おい待てよ、魔女が相手なら俺は降りる、死にたくはねえ」
「諦めろ今降りても同じことだ」
糞がと言おうとした、言えなかった、首が地面に転げ落ちた
死の直前その目に映ったのは
漆黒の膝までのロング姫カット、冷血な切れ長な瞳と薄い唇から見える犬歯
何故かセーラー服に日本刀。
それが最後に見た風景、そこで息絶えた。
「小夜から本部、ゴキブリ一匹潰した、残りは四匹」
「了解、でも最後の一匹は潰してはだめよ」
「承知、夕子」
男の胸を裂き右手で血管を引き千切りながら心臓を取り出す。
左手に斬血刀血潮、高々と上げた右手の心臓を握りつぶし
滴る血を飲む。
「美味」
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