「忍び寄る甘い罠は・・必然」
ひでみはポルシェボクスターの駐車場を崎山から紹介してもらい現地を見に行った。
昼の休憩時間にランチをしてから崎山に教えられた場所に行った。国道から逸れ住宅地に入る入り口あたりあった。
コンクリートの建物で平屋で8台分のスペースがあった。建物の前にも充分な広さがあり切り返しで車庫入れも問題無さそうだ。
その場から崎山に電話して契約したいと伝える。あとは任せてとの事で崎山に任せる事にした。
そろそろ会社に戻ろうと時計を見るとすでに15時であった。近くのマックによりマックフロートを飲みながらポルシェボクスターの事を考えていたら冴子から電話があった。
「ひでちゃん、今、大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ、どうしたの?」
「あのね、前に投稿画像の話、そうエッチなやつ」
「あっ、あれね、本当に反省してるし、気をつけようと思ってる」
「いや、私も言い過ぎたんだから、いいよ、それよりひでちゃんちの近くのバス停の空き地、そこで待ち合わせとか、その、エッチとかしてるよね?」
「えっ、何?」
「あっ、とぼけてないで、本当に心配で電話したの?今から会える?」
「今から会社戻るから、18時に駅前あたりで」
「また会社サボって自分の買い物とか?やめなよ、他の社員から批判になるから、じゃあ18時に」
何か胸騒ぎがしたが会社に戻る。やはり本社前を通ると従業員から嫌な目で見られた。
やるべき仕事はさしてないから今日の分をまとめておく、明日の予定を予定表に書き込んでたら17時過ぎた。素早く待ち合わせの駅前に行く駐車場に車を停める、経費で落とすつもりだ。
18時10分前に冴子も来ていた。2人は紅茶を頼む。
「ごめん、待った?家事があるんだよね?」
冴子は円満な家庭があるので長居はできない。
「あの、例のリベンジポルノ以外にね、嘘か本当かわからないんだけど、これ」
冴子のスマホを見せられるとスクリーンショットで画像が保存されていた。画像は白黒のような画像であった。車内が盗撮されており運転席のドライバーの股間に顔を埋める女性や後部座席をフロントガラス越しに撮影していた男に跨る女、またリアドアから降りて外でパンツを履いていたり
「これは何でこんな色なの?」
「多分だけど赤外線で撮影してるみたい、ようはこの空き地と言うか駐車場の周りの住人が排気音がうるさい、待ち合わせしてる女性は同じで男だけが複数いる。男達はみな高級な外車とか乗っていて改造してあるのか排気音がうるさいから迷惑だ、だから注意しようとしたらカーセックスしてるって」
「あっ、確かにこの場所って・・」
「私、車に詳しくないけど、目の部分にボカシが入ってるけど、これってひでちゃんと」
「言わないで、わかったから、でも、私ってわかる?」
「ダッシュボードのフェラーリのスマホカバーとかバッグ、今と一緒だし、男性だって」
「・・ありがとう、教えてくれて、角度からとかで撮ってる人わかるかな?」
「わかるかもね、でも映ってる人みんな奥さんいるでしょ?、それとひでちゃんが手を振って歩いていく方向も入ってる。コメントに独身金持ち熟女って、撮った人もある程度知ってるのか?レスで知り合いが書いたか?」
「どうしたら、、、」
「こんな時代だから投稿はある程度仕方ないかな?娘の友達も悪ふざけや好きな彼氏を信じてって、裸を撮られた子がいる。デジタルタトゥーって言うけど、ある意味沢山あり過ぎて逆に簡単に忘れられそうだけど、でも本人は心配よね」
「前に冴子に言われたように若い頃からだから、私、雑誌とかあったし、仕方ないかな?でもバス停の空き地は何人か近所の人に文句言われたって」
「このサイトなんだけど」
「冴子、ありがとう、なんか見てられないけど」
「投稿数は6件、全て違う男性だよ、本当に気をつけてね、前のフィストも凄かったけど、あっ、紅茶飲もう」
「目線入ってるけど、投稿サイトって皆見るの?」
「まあ、ハメ撮りって言うのは露出癖ある夫婦カップルのマンネリを防ぐとかで見るのかな?正直旦那にしようと言われたけど断った。教えてくれた五木さんの奥さんは患者さんから聞いたって、私も五木夫人から聞くまで知らなかったし、男性は見てそうだけど」
「そうね、発見した男性は変態って感じに見られるわね、だけど信用して撮影したのに、ひどい」
「ひでちゃん、だめだよ、不倫なんだから、あっ、私そろそろ行くね。夕飯作らなきゃ」
「ありがとう、私払っておくから」
ひでみは駐車場の自分の車を出して少し走らせると体に熱いものを感じた。近くのスーパーの屋上駐車場に停め車内でスカートに手を入れ割れ目に沿って、1番上の膨らみを摘みあげたら声が出た。パンツを脱ぎ両手をスカートに入れクリトリスと穴を両手で刺激して狭いスポーツカーの中でオナニーし絶頂を迎えた。
「私が、男性のオカズになってるのかな?嫌だけど、何だろ?」
男性が画像を見ながらシコシコするのを想像してしてしまう。昂るのである。
近所がバレている事への心配はひでみ自身まだ強くはなかった。
本山からは本格的なレイププレイを誘われている。崎山や鬼崎からはハードSMなど誘われている。
自宅に帰る途中や自宅で突然プレイが始まると言うリアルなプレイだった。
不倫、愛人、ひでみはすでに性欲の行き着くところの捌け口でしかない事に気付いていない。
続く
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