秀美は自宅に戻り荷物を出し洗濯機を回す、着ている服も一旦全て脱ぎ新しいシンプルな下着と上下黒のスウェットに着替える。
コーヒーを淹れリビングに座り少し考える。
最近の男性関係で何人かと上手くいってないと言うか噛み合わない気がしていた。
誘いが減った、特に身体を求める回数が確実に減っている。身体を求められずに自宅に帰る時もある。
今まではなかった事だ。
勿論年齢を重ねて男性はやはり若い子が良いと言うのもわかる。しかし車と言う趣味を通じてサーキットなど本格的に深く男性達とも知り合えていると思っている。
今週は金曜日の夜から3人としたのはたまたまのタイミングであった。少々疲れもあるが久しぶりに気持ち良かったのも事実、これを浮気などとは言われない。何故なら皆、家庭に妻や子供がおり認めたくないが私とは遊びなのだろう。
深いため息と共に時計を見るともうすぐ13時になる。リフォーム業者の滝沢がやってくる。
勿論滝沢とも不倫である。ただ自宅リフォームを空いた時間に無料でしてくれている。
その代わりに肉体関係がありセックスが長くいつまでもリフォームが終わらない。
13時過ぎに滝沢がやってくる。慣れたよう
「ちゃっちゃと始めるな」
ガチャガチャと道具を出し仕切りのついた部屋の内装の作業を始め出した。
「あっ、うん、私こっちにいるから、終わったら声かけて」
「わかった、軽く終わらせるわ」
滝沢は65歳で秀美宅に来る時はバイアグラを飲んでいるようで日によって他の精力剤も飲み激しく長く愛してくれる。長さは無いが太く入り口辺りを刺激すペニスである。
ポルシェリーダーの別れの事が頭にあり、意外と短かった思い出をスマホの画像で確かめる。
会員制のホテルでの1泊ツーリングで途中でポルシェリーダーのポルシェに乗せてもらい、鈴木との関係を知った上で誘われてお手当もらいただいた。
そんな想いに耽っていると
「おーい、終わったよ」
滝沢の声がした。時計を見るともうすぐ15時である。
「あっ、はーい、お茶淹れますね」
「お茶より、なっ、先にしよう」
唇を合わせくる。
「んんっ、チュッ、リビングはダメよ、寝室に行こう」
満面の笑みで秀美を抱き上げ勝手知ったる寝室に行きベッドに2人で倒れて抱き合い服を脱がせあう。
「一カ月振りだからな、溜まってるんだ」
ベッドでお互い全裸になり69になる。
激しいクンニであるが秀美は昨夜まで3人としていて今ひとつ乗らない、それでも熱く怒張したペニスはオヤジ臭を放ち69のフェラで腰を動かして秀美の口を犯す。
「今日は早いな、感度良すぎだ、もうこんなに」
気分は乗らないのに愛液は溢れてる。
秀美の両足を両手で持ち大きく広げ挿入してくる。
「あんっ、うっ、うっ、ああんっ」
やっぱり気持ちは良い、でも何か物足りなさがある、演技ではないが今までのような快感が来ない。
滝沢はバックや横からの帆掛船など色々体位を変えてくる。1時間以上していただろうか?
「よーし、よーし、こうすからな」
とペニスを抜き秀美の顔の前で激しく自分でシゴキ精液が出た瞬間に口に入れて来た。
「んんっんぐっんぐぐ」
秀美は手を使い精液を搾り取るようにシゴキ飲み干す。
「んはっー、ご苦労様でした」
と滝沢にいうと怖い顔をしている
「おいっ、秀美、お前何がお疲れ様やっ、なんかイヤイヤにセックスしてるみたいやないか!」
本気ななか関西弁になる。
「お前のために理想の家作ってんねんぞ、好きな女やから金もいらんと思もてな、そやのに、なんやその態度は!、セックスしたいだけなら店行ったら綺麗で秀美くらいのテクニックあるやつはぎょーさんおるんやで、お互い好きやからセックスしてるんやろ?」
見抜かれたと思った。しかし玄人並みの秀美のテクニックって、商売女と私を比べていたの?リフォーム無料って3年も長過ぎだし・・色々な事が頭をよぎりパニックになりそうである。
滝沢はさっさと帰って行った。
なんなんだろう最近の私、男なんて簡単なものと思っていた。いや簡単と言うより自分が器用に既婚男性とならと自信があった。
お互い別れても男性には奥さんいるし、私は複数の不倫をしていて寂しくもないし、と考えていた。
何か歯車が狂いだしている。
※元投稿はこちら >>