ほら〜悪くないでしょ………?
我慢しても意味がないからね、いっぱい感じていいんだから………。
女性スタッフはそう言うけれど好きでも何でもない初対面の、それも一回り以上も歳上の男性といきなりセックスをすることになって、由美はどういう顔をしていいのか分からない……。
一体自分は何をしているんだろうと思い始めると羞恥心でおかしくなりそうで、男性スタッフの熱い吐息を顔に受けて逃げたくなる……。
膣の中をゴリゴリと擦られて、理論的な思考が歪み顔を横に倒す由美……。
こんな落ち着いたセックスは盛りの付いたように腰を振る彼氏では味わったことがなくて、言葉にすれば堪能するとでも言うのだろうか……。
まだ膣では上り詰めたことのない由美は、感じたことのない感覚が沸き上がるのを感じていた。
それはまるで薄く柔らかい甘さが次第に濃くなっていくような、目を逸らすことが難しく夢中にさせられていくような……。
ぬっ〜ちゃんっ…ぬっ〜ちゃんっ…ぬっ〜ちゃんっ
ぬっ〜ちゃんっ…ぬっ〜ちゃんっ…ぬっ〜ちゃんっ
なぁに、この感覚……身体が熱い………。
分かんない、何?、何なの………。
あぁ…やばい…………駄目………気持ちいい…………。
いつもこの手前までのいの快感なら知っているけれど、まるで今まで通ったことのない知らない道で思いも寄らない景色を見ているように、由美は酔いしれていく……。
不意に由美はソファから抱き起こされて、窓辺まで連れて行かれていた。
そこは道を行き交う人が間近に見えて、由美は思わず顔を背けざるを得ない。
大丈夫、向こうからこちらは見えないからね……。
耳元で彼にがそう囁いてくれたけれど、今まさにその窓に顔を近づけて中を覗き見ようとする輩が、こちらを見ているではないか……。
本当に見えていないのだろうか………。
彼はそんなことには構うことなく窓辺で由美の片脚を担いだまま、腰を突き上げてくる。
まるで窓に顔を張り付けるどこの誰とも分からない若者に、見せつけるように………。
ちょうど2人の結合部がその彼の目の前にあり、出入りを繰り返す陰茎が西日を受けて艶を放っている。
恐怖と身を焼かれるような羞恥心が由美の脚を震わせ、気持ちの良いところに当ててくるペニスの快感に首を後ろに反らした由美の髪の毛が妖しく揺れる………。
やがて窓に手をつかされて、後から貫かれて揺れる身体が手をゆっくり下へと滑らせる……。
ぐんぐんと奥を突かれる甘さが由美の膝を内股にさせ、落ちそうになる腰をしっかりと掴む彼の腰がさらに躍動する……。
吹き掛けられる由美の吐息が窓を曇らせ、未知の快感にやるせないといったような表情を顔に浮かべた女子高生が窓に爪を立てる……。
ぬっちゃっ…ぬっちゃっ…ぬっちゃっ…ぬっちゃっ
ぬっちゃっ…ぬっちゃっ…ぬっちゃっ…ぬっちゃっ
やだやだっ…何これ……駄目………駄目ぇ…………
次第に上半身が折れていき、やっと立っているそんな由美に尚も規則正しくペニスが打ち込まれていく………。
不意に自分でもコントロールの効かない甘味な波に包まれた由美は、折り曲げた身体を感電したように弾ませて崩れ落ちてしまった……。
これまでに経験のない、壮絶な快感だった……。
あら〜気持ちよかったの………?
いいのよ、この調子でもっと感じましょうね……。
女性スタッフの声が遠くから聞こえていたけれど、言葉を聞き取る余裕は由美にはない。
カーペットが引かれた下に仰向けになった彼の上を跨がされ、ゆっくりと腰を降ろした由美を彼が誘導して再びペニスが中に収まった。
これまでも彼氏とのセックスで経験がないわけではないけれど、恥ずかしくてまともに腰を動かしたことがない由美は拙いながらも腰の躍動を開始する。
気持ちいいけれどそれが故に、怠慢な動きにしかならない。
下から彼が由美を抱き寄せて両手を付いた由美を、下から突き上げ始められて魅力的な快感が沸き上がる……。
由美のお尻を掴んだ彼が身体を上下に揺らして、自身も腰を突き上げる。
ぬっちゃっ…ぬっちゃっ…ぬっちゃっ…ぬっちゃっ
ぬっちゃっ…ぬっちゃっ…ぬっちゃっ…ぬっちゃっ
小ぶりな白い乳房を揺らしながら、Gスポットを刺激される快感に切なげな吐息を漏らす由美……。
性の奴隷になったひとりの女として喘ぎ、身体を上下に入れ替えられて怒涛のピストンが開始されていく………。
ぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっぬっちゃっ………
揺れる乳房に口をつけられて、乳首から痺れるような快感が脳へと伝わってくる……。
気持ちいい……。
息が苦しい……。
堪んない…………。
そんな感情がない混ぜになって、受け止めきれない快感を享受していく………。
来る、来る………あの感覚が………。
下から吹き上げられる甘い水流に身体を持ち上げられて、言葉に出来ない官能の色に何も見えなくなっていく………。
カーペットから由美の背中が浮き上がり、大きく口が開く………。
不意に打ち上げられた魚のように身体を弾ませた由美から彼が素早くペニスを引き抜き、小ぶりな乳房の間に白い男のエキスを噴射した……。
由美はもう、何も分からなかった………。
しばらく経ってやや足取りがおぼつかない様子の女子高生が、フェミニンな色のトラックから出てきた。
良かったら、またいらっしゃいね………。
そう言葉を背中に掛けられて、人の波の中へと消えていった。
去る者がいれば、やって来る者もいる。
次に女性スタッフに連れて来られてトラックの中へと足を踏み入れたのは、ラフな格好をした中年の女性だった。
黒のノースリーブのサマーニットにキャメル色のコットン製スカートを身に着けて、やはり物珍しそうに車内を見回している。
看護師をしていて今日は、ちょうど勤務明けなのだという。
毎日慌ただしく職場で動き回る彼女は、一見するととても看護師には見えない。
均整の取れたプロポーションにその美貌、そんな彼女の話は職場の悩みだった。
中堅に差し掛かり、人手不足に喘ぐ病院というある意味特殊な場所で日々奮闘しているという。
42歳だという彼女の左側手には結婚指輪が光り、小学6年の娘もいるらしい。
女性スタッフは言葉巧みに話を誘導し、性の領域へと踏み込んだ。
夫とは今でも夜の性生活はあるけれど、義務的になって週に1度なのだという。
特に不満はないけれど、時々こんなものなのかしらと思わないこともないと彼女は話す。
今の生活に不満はなくても、潤いが欲しい。
そんな彼女の本音が、女性スタッフには透けて見えていた。
彼女に冒険をする気はない、ならばネタをこちらから提供すればいいのだ。
女性スタッフは彼女に相談という形で、20代半ばの若者を充てがった。
もちろん男性スタッフということは、彼女に内緒にして………。
どこにでも居そうな青年だけれど、彼女が好みそうなちょっと良い男………。
予想通りに彼女の瞳が輝き、彼が一体どうしたのかと訪ねてくる。
このような秘匿性のある場だから、彼も悩みを打ち明けるという筋書きである。
実は彼は遅漏気味で、同年代や歳下の彼女と付き合って来たけれど性の不一致で上手くいかなくなるのだと打ち明けた。
それは気の毒だけれど、相性の合う相手と巡り合わないことには………と綾瀬架純は思う。
途中で言葉を詰まらせ、本音をいってしまえば身も蓋もないと口をつぐむ。
看護師ということもあって失礼ながら見慣れているだろうということで、1度ペニスに問題がないか診て欲しいという。
専門の医者でもないのに困るとやんわり拒絶したけれど、あまりに真剣な彼の眼差しに架純は断りきれなかった。
きっとこの空間では人には言えない悩みを打ち明けられてきた場所なのだと、そう思ったから。
元来から真面目な性格が顔を出し、ナースの視点に立ってジーンズを脱ぐ彼を見守った。
下着に手がかかり降ろされていくのを見て、あるかなきかの女の羞恥心が沸き上がる。
それをナースの鎧が捻じ伏せて、こちらに振り向いた彼が下半身を露わにして架純の前に立った。
まだ眠りについている彼のペニスは夫の2倍近くはあり、亀頭も大きくてカリ首が発達している。
架純は閉じた太腿に力が込めるのを意識する。
嫌だわ……何を考えてるの………?
そんなふうに内心で、自分を戒めた。
病院ならば慣れたものなのに、この特殊な空間が心をざわつかせるのかもしれない……きっとそうに決まっている……。
恥を忍んだように架純の顔の前に突き出した彼が、シャワーを済ませてトイレにも行ってませんからと恥ずかしそうに呟く……。
えっと、特に問題は無さそうだけど………。
そう言うしかない架純に、無理難題をお願いされていよいよ困ってしまった。
失礼を承知でお願いします……。
自慰行為で解消したくても痛くなって、精通した男の子のように夢精するまで耐えなければならないのが辛くて……。
あの、綺麗な女性に見られていれば興奮出来るんじゃないかと、見ていて貰えませんか………?
そう言うだけ言うと彼は自らペニスを握り、自慰行為を開始するではないか………。
架純は目のやり場に困って思わず泳がせてしまったけれど、ムクムクと勃起を果たしていくペニスを目にして、恥ずかしいけれど目を離せなくなってしまった。
大きくて硬そうで、形も申し分はない。
数分と経たずに溢れ出た粘液でいやらしい音を立て、手から顔を覗かせては隠れる亀頭を無意識に生唾を飲み下しながら見詰める架純………。
片手を口に当てて太腿を擦り合わせ、いつしか口呼吸になっていた。
不意に彼が手の動きを止めて、架純を見る。
そして言い辛らそうに、とんでもない事を言い出した。
あの………自分ですると、この辺りから痛くなるんです。
無理を承知でお願いします、助けると思って貴女がしてくれませんか……?
架純の鼓動が、早くなる………。
さすがに動揺を隠せずあれこれと言い訳をしてみたけれど、この場にあっては無意味だった。
いつ以来だろうか、夫以外の逞しいペニスを握ったのは………。
明らかに夫のモノよりも太くて、そして硬い……。
熱を持って脈打ち、途中から反り返っている。
始めは顔を背けて手を動かしていたけれど、いつしかペニスを見詰めながら手の中の感触を確かめる自分がいた。
気持ち良さそうにうっとりさせる彼の顔を時おり見詰め、視線をペニスに戻す。
どうしよう、あたし………興奮してる………。
そんな架純を見透かしたように、彼が申し訳なさそうに……とても言い辛そうに口を開く。
あの………ヒリヒリしてきました。
あっ!………ごめんなさい……。
架純は咄嗟に手を離し、謝った。
謝らないでください、貴女が悪いんじゃないんですから……。
あの………無理にとは言えません……。
口でお願い出来ませんか………?
薄々はこうなるんじゃないかと、思っていた。
恐れていた言葉を聞いて、悩む……ふりをした。
いけないと分かっているけれど、こんな若い彼のモノを口に含むなんて、もう二度と無いんだろうな………。
戸惑いが無かったと言えば、嘘になる。
それでも架純は口を近づけて、唇を付着させていた。
滑らかで触れ心地の良い亀頭が男の匂いを放ち、気が付いたら口の中へ招き入れていた。
顎が外れそうな苦痛に戸惑いながら舌を動かして、首を前後に動かしていく……。
あぁ…凄い………素敵だわ………凄く硬い……。
架純はたかが外れたように首を動かし、唇から唾液混じりの粘液を垂らしながら両手で陰茎を握っていた……。
不意に頭に彼の手が置かれ、優しく撫でてくる。
夢心地になって、架純は餌付きそうになりながらも喉の奥まで咥え込む。
涙で視界を滲ませながら、唾液混じりの粘液を吐き出した。
それを見て彼は、申し訳なさそうに架純を止めた。
もう結構です、これ以上は貴女にご迷惑をおかけするわけにはいきませんから……。
架純は構わないと言ったのに、彼は頑として譲らなかった。
代わりと言ってはなんですが………。
まだも彼は、とんでもない事を言ってきた。
あの………クンニリングスをさせてはいただけませんか………?
もちろん架純は、本気で断った。
1度は…………。
仕事帰りでシャワーも浴びていないのだ。
シャワーさえ浴びていれば………。
そんな想いが過って、架純はハッとした。
こんな若い彼に舐めて欲しいと、本音では望んでいるなんて………。
無理強いをするわけには行かない彼を見て、すかさず女性スタッフが助け舟を出す……。
秘密が漏れる心配は、ありませんよ……?
これは彼を助ける為ですから、浮気でもありませんしね……。
この機会に折角ですから彼を助けると思って………ねっ、お受けしてみても良いんじゃないかしら。
貴女まで何を言うの、そんなふうに強く言えたならどんなに良いか………。
ソファに座り直していた架純に彼が近づき、そんな彼の顔を見られない架純の膝に手が置かれた。
力強く閉じられてはいるけれど、本気で閉じていない証拠にゆっくりと左右に開いていく架純の膝が、彼によって持ち上げられる。
拒絶しなければと思うのに、それが出来ない。
今しかなかった………。
脹脛まであるスカートの裾を素早く持ち上げ、彼の顔が中に入った。
あっ………!
分かっていたはずなのに、架純は驚愕して短い微かな悲鳴を上げた。
ショーツのクロッチ部分を脇に寄せて、興奮で濡らした割れ目を下から上へと舌が舐めあげる。
架純の身体がビクンッ…と反応し、声を塞ごうと咄嗟に手を口に当てる。
黒鮑のように変色した小陰唇を掻き分けて、舌が上下に躍動する。
あまりに新鮮で刺激的な彼の舌の感触に、背徳感が募る……。
恥ずかしいところを舐められている、その現実が架純の頭を痺れさせクリトリスを吸われる刺激が、背中をソファの背もたれから思わず浮かせていた。
家庭のことも職場での立場も忘れ、スカートごと彼の頭を撫でながら架純は喘いだ。
まだ若いのにどこで覚えたのか、散々舌で弄んでいた包皮を捲り上げ、唇で抱え込みながら露出させたクリトリスに舌先を走らせる………。
唇を窄めて吸っては舐めて、ここ数年間にはない快感が架純の眉間に深い皺を刻ませる………。
あぁ……いやぁ……凄くいい………。
何なのこの子………あっ…あっ…いいっ……。
つい数時間前までの仕事の忙しさも忘れ、息も絶え絶えに彼の舌技に酔いしれていく……。
このままじゃイッちゃう……イカされちゃう……。
あまりに強い刺激に頭を何度も持ち上げて、その直後の甘い後味が腰を上下にうねらせる……。
ツンっと尖ったクリトリスが舌先の攻撃を受け、彼の唇の粘膜に抱かれて発狂していた。
もう駄目……耐えられない……。
何度もそう思うのに、十数年も夫の舌に耐えてきたクリトリスはなかなか音を上げようとしない。
普通ならとっくに舌が疲れて嫌になりそうなものなのに、彼の執拗な愛撫は尚も続けられていく。
こんな狂いそうな快感は、久しぶりだった。
求めていた刺激が若い彼によってもたらされて、生温かい舌の感触の味の虜にされていく……。
きっとあしたはヒリヒリするだろけれど、どうでもよかった……。
息が吸えない………。
イク……イク…………イっちゃう…………。
ソファの上で身体を弾ませながら、架純は凄まじいオーガズムを噛み締めていた………。
今はただ、猛烈に欲しくて堪らない………。
あのペニスが…………。
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