ある国では、思想や宗教、人種の違いや、権力集中の歪みでたった1人の指示で毎日のように大勢の人が殺されている。
そして、日本もついに大国に荒らされてしまう。資源も核も無い、若者も退職届けも自分で書けない始末。スマホが無いと何も出来ない。学力は低下し、つまり空っぽの国に成った。
大国は、メリット無い日本から軍を引き揚げ、唯一の観光産業も外人に荒らされ無残な姿になり、無人販売、自販機なんて破壊され世界一安全の国の面影は無く成ってしまったのである。
そして、核を持っている隣国に支配された。植民地にされるならと、言われるがままに、同じ様な政治体制を取った。
隣国のトップの女は、食通で飛行機嫌いで亡くなった父親と同じである。「私はね。あの強かった日本に戻って欲しいのよ。過去のわが国への事は仕方ないわ。弱かったからね。あっちの国どもが民主主義なんて馬鹿なことやりらから、日本は弱く成った。結局アイツらも独裁政治に戻ったでしょ。」
日本の首脳は、言いなりだった。現在ある地方の離島は見せしめにミサイル攻撃を受け、住民は全滅してしまったのである。
そして、彼女は、一部の優秀な政治家や官僚、財界の富裕層に権力を与えて国を立て直しせ、と命令したのだった。
政府は、先ず教育の立て直しを図り、教師に権力を持たせた。学校は、先生と富裕層の生徒の天下と成ったのである。
そして、綺麗な街を復活させる為に、貧困層の排除を始めたのだった。
つまり、俺達は物凄い権力を持ってしまったのである。
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