ヘルパーは、自宅に戻り夕食の支度をしていたら、
「ママ今日はご馳走の日だね。楽しみ。わあー、お米炊いてる。久しぶりだよ。今お米高いんだよね。テレビでやってた。ママありがとう。」
彼女は母子家庭で息子は、母親が日曜日にご馳走を作るのを楽しみにしていたのである。
先程俺の家で、
「Aさん(ヘルパー)悪いけど、お米貰ってくれないかな。銘柄間違って注文したのよ。主人米にうるさくて。」
ヘルパーは、いつも余った食材を持って帰る。
初めての家事代行の時に、妻が余った食材は全て廃棄して。と、頼んだら、
「そんなもったいない。」
「だって、私達料理しないから。来週まで生鮮は持たないわ。冷凍すると不味いからね。じゃあAさん持って帰る?そっか!捨てる物だから、贈答に成らないわね。あ!ごめんなさい。失礼ね私。私が後で捨てるわ。」
「いえ、大丈夫です。ルール違反ギリギリですわ。助かります。あはははー。」
と、ヘルパーは心で泣いて、無理やり笑った。
「良かった。Aさんありがとう。二人分の食材頼むの難しいのよ。主人こだわり多いから大変。あはははー。」
と、二人は大爆笑したのである。
俺達は、リゾート地に住んでいる。最近土日は観光客が増え騒がしいから外食や買い物に行かない。だからヘルパーを頼んで料理を作って貰っているのだ。
土日で余った食材を彼女は持ち帰り自宅で料理をしていた訳なのだ。
格差社会の現実である。彼女は毎週日曜日悔し涙を流しながら、調理をしていたのである。
そのころ俺達は、
「ヤダ、Aさん見てたんだ。窓掃除頼んだの忘れてた。恥ずかしいわ。」
「怪我の功名だよ。めちゃくちゃ興奮したぜ。ヤバ!思い出したら又勃って来た。」
と、センズリを始めたら、
「ちょっと、食事中よ。変態!うわっデカ!」
「そういえば、この前間違って買った米はどうした?」
「Aさんにあげたわよ。毎回ゴミが減って助かる。あはははー。」
「お前、酷くない?」
「とか言って!もっとチンチンデカく成って来たよ。悪い人。」
と、二人は大爆笑して、食事を中断してセックスを始めたのである。
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