今、俺は隣国にいる。首脳会談の為の特命大臣だ。
あのトップの女は、今度は、軍隊を上陸させ、日本の一部を侵略して、自己民を住まわたのである。
日本軍が抵抗したら、総理などの居住地の都市部にミサイルを落とすと脅し、政府はその地域の人々を見捨てたのだった。
隣国軍は、富裕層等の権力者は捕虜にして、庶民は皆殺しにしたのだった。
その模様は、軍がテレビ局の電波を乗っ取り生配信したので、国民は恐ろしさに震え上がったのである。
「日本の皆様、ごめんなさいね。共存する方法もあるけど、私達とは、歴史上分かり合えた事ないから、無理なのよ。政府がグズグズしてるから、私気が短いの。植民地なんだから、全員殺さないだけ感謝してね。こちらの日本移住希望の国の幹部と家族を住まわせるから、よろしいね。」
と、軍の残虐な殺戮の画面と一緒に彼女のコメントが流れた。
そして、政府はもう観念して、彼女の言いなりに成った。総理と、特命大臣を自分が指名し交渉次第で、これ以上の領土拡大は考えてもいい、と更に付け加えたのだ。
「うわー、ご主人様が政府専用機に乗るよ。奥様と先生、Aさん達も。」
「私達凄い家族だね。もう学校では僕達神様だよ。」
と、子供達は、テレビを見ながら大爆笑していたのである。
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