揺れが大きかったので、重心を取ろうとした譲社長は、麻野こころの左の尻朶を思わず離してしまいました。
後ろに回していた左手を前に回して、もうしっかりと両腕で古川みおりの腰のあたりを抱いています。
譲社長は、自分から、しっかり自分を抱いてくれたんだ。
そう思うとみおりは嬉しくてたまりません。
そんなみおりとは対照的に、なんだか悲しくなる麻野こころ。
せっかく開きかけて、そこから、お汁が漏れ出ていた自分の陰唇が閉じていくのを感じました。
その時です。左右の尻朶があきらかに男の手で、乱暴につかまれて、両脇に向かって、ぐいっと開かれるのを感じました。
目の前にいる譲社長の腕は彼に向かい合う古川さんの腰を抱いています。
えっ、それじゃあ、わたしのお尻をつかんでいるのは誰なの?
譲の背中に左右の乳首を擦り付けることに夢中になっていたので、気づかなかったけれど、自分の無防備な背中にしっかり重なるように、見知らぬ男が張りついています。
首を回すと、どこにでもいそうな中年の営業職みたいな感じの男。
もう少し首を後ろに傾けて、背後の男の下半身を見て、気絶しそうなくらい、こころはびっくりします。
男は大胆にもズボンのジッパーをもう下ろしていて、長くて太くて、てらてら赤く図る剥き身を根本まで引き出していたのです。
そう、痴漢の確信犯です。
その男がわたしの短いスカートを簡単に捲りあげて、ふたつの尻朶を左右に引っ張って、陰唇を広げて、今から剥き身をそこに挿入しようとしているのです。
男は慣れた手つきで、パンティーをずらして、もともと細い紐状のクロッチの部分はねじれて、糸みたいに細くなっています。
ヤダ、どうしよう、わたし、、
今から見知らぬ男に犯されてしまう。
そんな時には、皮肉なことに、電車は揺れることなく、滑らかに走ります。もう一度、揺れてくれれば、身を交わすもできるのに、、
でも、自分でも自分が分からないくらい、わたし男の次の行為を待ち望んでる。ずぶりと入れてください。あなたのはちきれそうなくらい勃起した固そうなペニスを、、
麻野こころは心の中でそう叫んでいる自分が恥ずかしくて真っ赤になりました。
麻野社長に密着させていた腰をすこし離して、男のそれを受け入れやすくするように、思わず、腰を浮かせている自分。
頭では痴漢の餌食になりたくないのですが、まるで男の剥き身が挿入されるのを待ち構えている。そんな淫らな女のからだの反応に、逆らえないのです。
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