ノンジャンル 官能小説

夏休み前､偶然買い物中に声をかけられた。
初めは警戒してたけれど､気さくで優しく話しかけてくる公平に噂とは違うものを感じていた。
ハルと付き合っていることも知っていたし､お似合いだねと言われ嬉しくなって話も弾んだ。
そうしているうちに部屋へ誘われた。
独り暮らしとは知らなかったし､誘われて相手を傷つけないようにどう断ったら良いのか分からないまま彼の部屋の前までついて行った。
流石に躊躇したミズキは少しだけだからという言葉に押し切られるようにして中に入った。
そして30分ほど話をして帰ろうとしたとき､後ろから抱きしめられた。
すごく可愛い､前からずっと気になっていたけれど､今日話をして好きになってしまったと耳元で囁かれた。
拒んだけれど何度も好きだと言われているうちにキスをされてしまった。
何度もされて舌を絡め取られて頭がぼうっとして服を脱がされてしまった。
身体中を愛撫されて最後までしてしまった。
カレンは呆れていた。
ほとんど口をきいたこともない男にカラダをゆるしてしまうなんて､､､
話を聞くかぎり､いくらでも逃げ出す機会はあったはずだ､､､
そもそも部屋に入る時点で腑に落ちない､､､
わたしなら絶対に入ったりしない､､､
もしかして､､､確信犯､､､
以前から隠してはいたがこの子はそういうことに興味津々なのは気づいていた､､､

つづく



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