ミズキは両親が出かけると準備を始めた。
普段はあまり着ないピンクのミニスカートにナマ脚、、、
上のタンクトップは生地も薄く胸のラインを浮き立たせ、谷間も覗かせている。
もちろん下着も手抜かりはない。
純白の総レース、公平もすごく色っぽいと言ってくれたやつ、、、
そして丹念にメイクをしてハルを待つ。
鏡に映る自分を見つめる。
髪型も何もかも変わった、、、
わたしはキレイになった、、、
ハルと初めて結ばれること想像してドキドキがおさまらない、、、
キスをいっぱいして、胸を触らせよう、、、
さり気なくリードして、、、
初めてハルを迎え入れたら、はっきり痛いと言って、後は身を任せればいい、、、
感じてしまっても、、、いくらでも言い訳は出来る、、、
大好きなハルの初めてを自分のものに出来る、、、
キスも童貞もハルのセックスに関係する初めては誰にも渡さない、全部わたしが貰う、、、
全部わたしが教えて、ずっとわたしだけのものにしてみせる、、、
ハルはどんなカラダをしてるんだろう、、、
背も高いし公平より大きいかも、、、
濡れてしまう、、、
ゾクゾクする、、、
イッてもいいよね、、、
その方がハルも悦んでくれるよね、、、
ああっ、、、疼いちゃう、、、
しかし約束の10時を過ぎてもハルはこなかった。
ハルが時間に遅れることなどほとんどない。
家も近いし事故にあうはずはないと思うけど、、、
スマホで連絡したが何故か繋がらない。
何かあったのだろうか?
ヤキモキしていると11時過ぎに来客を告げるチャイムが鳴った。
慌てて玄関を開けるとハルが立っていた。
「遅かったね、心配してたんだよ、、、」
「すまない、、、、話があるんだけど、いいか?」
「もちろん、あがって、、、」
誘う手間がはぶけた、、、いい出だし、、、
えっ、、、
背の高いハルの陰に隠れてカレンがいた、、、
どういうこと、、、
カレンはミズキを一別すると、何故かすぐに視線を逸らした。
「おじゃまします、、、」
「あっ、今わたし一人だから気にしないで、、、」
どうしてカレンがいるの、、、
戸惑いを覚えながら二人を部屋に案内した。
つづく
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