合田の顔が近づいてくる。
美晴は合田が求めているものがはっきりと分かっていた。
そして美晴の選んだ応えを確かめようとしていることも、、、
「ヤッ、、、」
顔を背ける、、、
けれども強引に唇を奪われる。
美晴は瞳を閉じた。
合田は美晴の了承を察知し、舌を忍ばせていく。
美晴の舌を探り当て、優しくじゃれつかせていると、されるがままだった美晴が合田の首に両腕ををまわし、突然に舌を絡めてきた。
全裸で抱き合いながら、互いの舌をヘビのように絡め合う。
お互いが欲しがっているものを確認するかのようにネットリと口を貪り合う。
美晴は堰を切ったかのように己の欲望をむき出しにした。
端正な顔立ちが、ほとばしるほどの色気を滲ませていた。
スゲェ、、、このオンナ、、、この色っぽさはなんだ、、、
クソッ、メチャクチャにしてやりたくなる、、、
「俺は知ってたんだ、、、嫌がっていても、美晴が初めからずっと感じてたこと、、、」
「いやぁ、、、」
やはり知られていた、、、
合田は美晴の股間を開かせ顔を埋めていった。
「ビショビショじゃないか、、、すごくエロいぞ、、、美晴、舐めるからな、、、」
「合田さん、、、ああっ、ダメぇ、、、」
セックスの最中に合田の名を呼ぶのは初めてだった、、、
蜜の滴る入口を吸う。
鼻でクリをなぞり舌で舐め回す。
「あっ、あああっ、それダメえ!」
両手を伸ばし指先で乳首を摘み優しくこねる。
美晴の胸が反る。
「ああっ、イイッ!はぁん、あっあっあっ、合田さんの口もイイッ、、、それ好き、、、」
美晴は合田の与えてくれる快楽に身を委ねていた。
もうガマンしなくてもいいんだ、、、
感じていたことだって知られていたし、、、
あとは自分をさらけ出せばいい、、、
その方が合田も悦んでくれるし、もっとわたしを感じさせてくれる、、、
どうせ明日になれば全て消えてなくなる、、、
凪への罪悪感はあるけど、、、
でも心は凪だけのものだ、、、
愛してるのは凪だけ、、、それだけは一生変わらない、、、絶対にだ、、、
そう、誰にも知られなければ、何もなかったと同じこと、、、凪にも絶対に知られない、、、
それにこの考えも今日限り。
明日からは凪だけ、、、
もう誰にも、、、、他の男にわたしのカラダには触れさせない。
触れていいのは凪だけ、、、もう二度と裏切らない、、、
だから凪、、、赦して、、、それに、、、最後だから、、、今日だけは、、、思いきりたのしみたい、、、
「ああん、合田さん、もっとぉ!」
つづく
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