美晴は自分は性には淡白な女だと思っていた。
元彼とセックスしても確かに気持ち良くはなるし、いつもではなかったがイクこともあった。
しかしそれはオナニーで得られる快感と変わりのないもので、同性の友人達から聞くような激しいものではなかった。
そして自分はそういうオンナなんだと思い込んでいた。
ところが凪を男として意識するようになってからは感覚に変化を感じるようになった。
彼に隠れての、凪を想像しながらのオナニーで今までにない絶頂を知ってしまった。
初めは彼への罪悪感がそうさせているのかと思っていた。
でもそれは違っていた、、、
彼と別れても、その絶頂は変わりがなかった。
本当に凪とセックスしたら、、、自分はどうなってしまうのだろう?
そう考えただけでカラダが熱くなり、自分を慰める度に凪を求める気持ちは強くなっていった。
そして、いろんなことがあって凪に抱かれることが出来た。
初めて凪に抱かれた夜に本当のオンナの悦びを教えられた。
そして回数を重ねる度にそれは深まっていく。
凪によって自分がオンナとして開花させられいることをハッキリ感じる。
自分のカラダは凪とすごく相性がいいと思う、、、
いやカラダだけじゃない、、、心だってすごく通じ合っている。
もう凪のいない生活など考えられない。
周りの友人達にも、すごく幸せそうだと冷やかされる。
肌が艶々になったし、益々美人になった、すごく色っぽくなったと、嫉妬混じりによく言われる。
凪に再び巡り会えて本当に幸せ、、、
二人が結ばれて3ヶ月が過ぎた頃、凪にプロポーズされた。
もちろん即座にOK。
嬉しくて、抱きついて思わず泣いてしまった、、、
凪が涙を拭ってくれて、、、すごく熱いキスをされて、、、いっぱいセックスした、、、
メチャクチャ、イカされた、、、
お互いの両親にも紹介して、結婚の了承を得た。
凪のご両親はこんな美人のお嫁さんがきてくれるなんてと喜んでくれた。
メチャ嬉しい、、、ムフフ、、、
うちの両親も凪のことを気に入ってくれた。
母はすごく優しそうな人だねと言ってくれた。
そして、背も高いし、顔も母さん好みよと耳打ちされた。
わたしのものだからねと、冗談まじりに返し二人で笑い合った。
四人で食事をしながら楽しく会話を交わした。
あとで父は彼は間違いなく出世すると断言してい
た。
そんなことは、わたしもなんとなく分かっていたけど、別に気にした事は無い。
凪が元気で傍にいてくれれば、それだけでいいと思っていた。
つづく
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