美晴さん、、、何を言ってるんだ、、、
まさか本気じゃないよな、、、
売り言葉に買い言葉の勢いで、、、
それだけだよな、、、
でもまるで高校時代の美晴を思い出す。
間違いを正そうとしない奴をズバズバと凛々しい顔をしてやり込める小気味良さ。
相手が男でも教師であろうとも、、、
まあ、、、陰でフォローするのが大変だったけど、、、
「はぁ、、、なにそれ、、勝手な思い込みじゃない、、、わたしと凪には歴史があるの、、、ずっと恋人同志で一緒に暮らしてた、、、」
「それなのに他の男と浮気して凪くんを裏切った、、、」
「違う、、、だからあれは浮気じゃない、、、説明させて、、、全部話すから、、、」
「だから聞く気はない、、、聞いても何も変わらない、、、」
「聞いて上げれば、、、凪くん、このままだと、、、この人、変わらないよ、、、」
うーん、、、別にそれでも構わないけど、、、
そういう訳にもいかないか、、、
「分かった、聞くだけだからな、、、」
「ありがとう凪、、、じゃあ、あなたは出ていって、、、」
「そうはいかないわ、、、わたしも聞かせて貰う。」
「何言ってるの、、、あなたには関係ない、、、」
「そうかも知れないけど、二人きりにはできないわ、、、あなたが何をするか分からないから、、、乱暴されたとか、DVを受けたとか、、、とにかくあなたのことは信用出来ない、、、それが嫌なら、わたしと凪くんは用事を済ませて出ていくだけ、、、」
「そうだな、美晴さんの言う通りだ、、、」
「くっ、、、分かったわよ、、、凪、とにかく話を聞い
て、、、」
つづく
※元投稿はこちら >>