しゃがみながら、筒状の穴からすっかり顔を出した私の先端は、今、吐精したばかりだというのに、まだ狂おしく張り裂けるくらいに膨張したまま。
今度は左の女が膝立ちしたまま、左右の膝を前後に動かして、目の前にやってきた。
「あなたが溜めてた濃ーい精子くんたち、舐めたいな、わたしも〜」と、ちょっとおどけた感じの言葉を口にして、眩しそうな目で私を見つめたまま、すっかり皮の剥けた亀頭部分だけを柔らかな唇のなかに含んだ。
いやらしいというよりも、可愛らしいその仕草にときめいた。
さっそく小刻みに頭を振る華やいだ小顔のきれいな女は、なぜか真剣な目で私を見つめ続ける。それがたまらなく、愛おしく感じられて、数分で勃起度は頂点に上り詰めて、「あっ、いく」
なんだか不甲斐なく、女のように小さく声を漏らして、私は残りのわずかな白濁液を切なそうな眼差しで見つめる目の前の女の口の中に吐き出してしまった。
その後、この女の白い喉を吐精した自分の体液が通るのが、彼女の喉の動きからわかった。
会ったばかりの男の逸物から吐きだされた性液をイヤな顔ひとつしないで、飲み込んでくれた美しい女2人を前にして、こんな夢のような女たちが現実にいるのかと、自分の頬をつねってみたいくらいだった。
私は2人の名前を聞きたいと思った。
「源氏名でいいから、2人の名前を教えてよ」
私がそう言うと、立ち上がった2人が抱きついてきて、左右の耳元で自分の名前を同時に囁く。
「えっ何 なんなのか、同時に言われたらわからないよ」と私は当惑しながら言った。
すると2人は、私をからかう計画が成功したのが楽しいのか、同時にくすくす笑った。2人とも艶のあるなまめかしい笑い声だ。
※元投稿はこちら >>