ラブホの前で佇む二人。
長身の浜中を熱い視線で見あげる千里、、、
恥ずかしそうに手を繋いでいく、、、
恋人繋ぎ、、、
千里顔を上気させ、浜中は下品なニヤけた笑みを浮かべている。
千里は浜中にカラダを預けるようにしてホテルに入って行った。
恋人の海人にはこれから千里がどんなふうに浜中に抱かれるのか、手に取るように分かる。
部屋に入るなり、背の高い浜中に甘えながら、その首に両腕を絡ませ、つま先立ちになってねちっこいベロチュウを交わす。
自ら跪き浜中のイチモツにフェラチオを施す。
自慢の乳房を晒し、浜中のデカブツが千里のカラダと繋がり合う、、、
千里は何度もイカされ、浜中は千里のカラダで射精する、、、ゴムなど着けていないかも知れない、、、
それを千里は嬉々として受け入れ、二人は互いを貪り
合う、、、
動揺を抑えることが出来ない。
千里のことを信じていたのに、、、
絶対に裏切ったりしないと、、、
吐き気が込み上げる。
他の男なんて気持ち悪いと言ってたくせに、、、
千里は浜中とセックスシテる、、、間違いなく、、、
「大丈夫?京野くん、、、」
なんとかこらえようとする。
「ああ、、、」
「ショック、、、だよね、、、」
「いつからなんだろうな、、、」
「分からないけど、、、少なくとも、あのお弁当の件のときにはもう、、、」
「そう、、、だよな、、、」
あれは、そういうことだったのか、、、
カラダをゆるし合った二人のじゃれ合い、、、だったんだ、、、
自分がバカだった、、、
そんなことも気づかないなんて、、、
その後の謝罪も、、、すべて茶番だった、、、
沈んでいく海人を水田が包み込むように抱きしめてくれた。
水田の胸中は暖かかった。
優しくて、柔らかくて、すごくいい匂いがした。
「水田はどうしてそんなに優しいんだ?」
「京野くん、、、だからだよ、、、小野さんのこと、京野くんはどうする気?」
「これから考える、、、でも、、まだ信じられないんだ、、、アイツが裏切るなんて、、、」
「別れちゃいなさい、あんなオンナ、、、京野くんには相応しくない、、、わたし、何でもする、、、京野くんのためだったら、どんなことでもしてあげる、、、」
えっ、それって、、、
水田の気持の込められた瞳、、、
この美しいオンナを抱きしめ、すべてを忘れるためにメチャクチャにしてやりたい、、、
男の刻印を刻み込み、征服したい、、、
でも今の自分にはムリだ、、、
そんな権利などどこにも無い。
「ありがとう、水田、、、とにかくケジメはつけるよ、、、」
「分かった、、、京野くん、スマホを貸して、、、」
連絡先を交換して、さっきの映像を転送する。
「京野くん、どんなことでも相談して、、、わたしはどんな時だって京野くんの味方、、、忘れないで、いつでも待っているから、、、」
真摯な態度でそう言ってくれた水田とその場で別れた。
つづく
※元投稿はこちら >>