ロケは、山間の混浴露天風呂で行なわれた。エキストラは、地元の第1次産業などの人達だ。
僕は、日本の文化の温泉や美味しい国産の食料を維持する為、予算を注ぎ込み守って来た。富裕層は、昔ながらの栽培の美味しい食べ物や本当の温泉しか好まない。
後継者を絶やす事が無いように、ほぼ公務員と同じ待遇である。だから、僕にとても感謝していた。
その為、沢山の人が集まり、サブチャンネルで無修正で裸が放映されると告知しても関係無かった。子供連れで来た家族までいた。
そして、僕と官房長官が全裸で現れたら、裸で起立していたエキストラは、
「うわー、素晴らしい。美し過ぎる。まるで神様や。」
と、正座して拝んでいたのである。
「皆さん、止めて下さい。僕は普通の人間です。さあ、一緒入りましょう。」
「とんでもございません。ご一緒なんてバチが当たります。総理。お先にお願いいたします。」
「ありがとう。でも体を洗わないと。」
「ここは、源泉掛け流しで湯量も豊富。そのままお入り下さい。」
「駄目だよ。総理大臣だってマナーは守らないと、仕事が忙しくて汚れてるから。」
と、僕が言ったら、官房長官が、
「総理私が洗います。部下ですから。自分から言ったからセクハラになりませんよ。」
と、言ったら全員大爆笑して、場が和んだのである。
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