「えっ、、、でも、、これがわたしの正直な気持ちだから、、、」
「お前は、俺が他の女と浮気しまくって、その女を好きになったけど、愛しているのは美子だけだと言ったら、それを信じられるのか?簡単に赦せるのか?」
「あっ、、、それは、、、ごめんなさい、、、わたし、、、」
「お前は、、、男を家に迎い入れ、夫婦のベッドで浮気セックスを楽しんた、、、避妊もしないで、、、そのどこが俺を愛してるんだ?」
「違うの、お願い聞いて!」
「聞きたくない、、、もういい、、、これ以上、今は話したくない、、、」
和宏はそう言うと服を着て手荷物をまとめ始めた。
「何をしてるの?」
「お前といたくない、、、一人でよく考えたい、、、ほかで泊まって、そのまま会社に行く、、、明日の夜話をしよう、、、明後日、奈々が帰ってくる、、、奈々には知られたくない、、、」
「イヤだ、、、待って、アナタ、、、行かないで、お願い、、、」
和宏は構わず家を出た。
ほとんど眠ることが出来ないまま美子は一夜を過ごした。
バレるはずなど無いと思ってたのに、、、
大変なことになってしまった。
わたし達の家庭は、わたしはどうなってしまうのだろう、、、
夫の言う通りだ、、、
夫婦のベッドで他の男とセックスをして、、、しかも中出しまで催促して、、、
夫のことを愛してるなんて誰が信じるだろう、、、
そのうえ、わたしは彼と別れると告げようともしなかった、、、
だって、、、彼のことが好きだから、、、
わたしのことをただのオンナに戻してくれる男、、、
ずっと年上なのに同じ年頃のオンナよりもわたしがいいと言ってくれる。
顔もカラダも最高だと褒めてくれる。
そして何よりもタクヤとの情熱的なセックス、、、
いつもわたしをケモノのように貪ってくれる彼がたまらなく愛おしい。
確かに夫のことを愛してはいるけれど、、、
夫はわたしが一番欲しいものを与えてくれない、、、
だから彼とは絶対に離れたくない、、、
タクヤだってわたしを愛してくれている。
やり直せたとしても、もう夫とは以前のように戻ることは難しい、、、
美子は心を決めた。
タクヤに朝イチで連絡を取る。
午前中は講義が無く、彼の部屋で逢うことになった。
ただ逢いたいとだけ告げた。
話は、、、シタあとでいい、、、
つづく
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