ハルキは知らなかったことだが、アキナはユウトと付き合っていた。
それなのにユウトはカナミと浮気をして二人は別れた。
しかしそれでは気が収まらなかったアキナは復讐することを考えた。
ハルキと付き合えば二人を苦しめることが出来る、、、
そう思ってハルキに接近した。
初めはそのつもりだったのに、何度も逢っているうちに本当にハルキのことが好きになってしまった。
ハルキを誰にも渡したくないと思うようになって、ハルキの初めてを誰にも取られたくなかったからセックスもした。
今では誰よりもハルキを愛している。
だから絶対に別れたくない。
「それなら、どうしてユウトとセックスしたんだ?」
「見返してやりたかった、、、わたしの方が、ずっといいオンナだって、分からせてやりたくて、、、ゴメンなさい、、、わたし本当にバカだった、、、」
「そんなこと考えて浮気したのか、、、最低だな、、、お前はやっていいことと悪いことも分からないのか?」
「もう二度とこんなことしない、、、ハルキを絶対に裏切らないから、、、」
まだユウトに未練があるのだろう、、、
知られなければ、ヤツとの関係を続けていたに違いない、、、
無理だ、、、こんなオンナ、、、絶対に、、、
「もう遅いよ、、、お前はカナミと同じだ、、、」
ハッとした表情でハルキを見つめる。
「違う!あんなオンナ、、、わたしはハルキだけが好き、、、セックスだって本当はハルキとするのが一番気持ちいい!」
アキナがいきなり服を脱ぎ始める。
「何をする気だ?」
「証明する、、、これからハルキに抱かれて、どれぐらい愛してるか分かってもらう、、、」
高校生離れしたスゴいカラダ、、、
さぞかし自信があるのだろう、、、
俺とセックスして、なし崩しに赦してもらうつもりなんだろう、、、
このオンナは本気で反省してるのか、、、
いや、ただ誤魔化そうとしてるだけだ、、、
このオンナは他の男に惜しげもなくこのカラダを晒し、貪欲に絶頂を貪った、、、
気持ちが悪い、、、ヘドがでる、、、
「もうやめろ、、、そんなシタかったらアイツとすればいい、、、」
「イヤだ、、ハルキがいい、、、もうハルキとしか絶対にしない、、、」
「簡単に寝たくせに、、、それにあんな男を好きになった女は二度と信用しない、、、」
「イヤだよ、ハルキ、、、ハルキのそばがいい、、別れたくない、、、」
「もう話しかけてくるな、、、俺達は完全に終わりだ、、、」
はき捨てるように告げて部屋を出た。
つづく
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