ハルキは無言でスマホを取り出し録画を再生させた。
一回戦を終えて汗塗れになった二人がホテルのベッドでジャレ合うように会話をしている。
『ユウト、、、スゴかったよ、、、』
『そうか?俺、ハルキのオンナとすると、スゲェ燃えるんだよな、、、』
『ユウトって、、変態だよね、、、』
『お前だって、、、浮気セックスだとメチャ興奮するって言ってたじゃないか、、、』
『だって、、、ハルキに隠れてユウトとキスしたり、、、フェラしてるだけで、感じちゃうから、、、』
『やっぱ、この前まで童貞だったヤツじゃ物足りないんだろう?』
『違うよ、、、ハルキだってスゴくいいんだからね、、、』
『じゃあどうしてドタキャンして俺と逢ったんだよ?』
『ユウトが誘ったんじゃない、、、』
『でもホテルに誘ったのはお前だぞ、、、』
『だって、、、ユウトの顔見たら、、、シタくなっちゃったんだもん、、、』
『ククッ、、、お前可愛いな、、、なあ、これからも時々シようぜ、、、』
『でも、、、』
『いいじゃないか、、、お互い他に相手がいるし、、、上手いことやろうぜ、、、隠れて思いきり楽しもうぜ、、、』
『本当に、、、絶対にバレないようにしてくれる?』
『ああ、任せておけ、、、』
『わたし、イヤだからね、、、ハルキには絶対に知られたくない、、、』
『お〜お、、、惚れてるんだ?』
『そうに決まってるでしょう、、、もういいから、、、ねえ、もっとシよ、、、』
『俺とそんなにシタいのか?』
『うん、、、』
『ちゃんと言え、、、ハルキより俺とシタいって、、、』
『ああっ!ハルキよりユウトとセックスしたい!いっぱいシてぇ!』
『俺のこと、まだ好きか?』
『好き🩷ユウトのこと、好き!』
『明日、ヤツにさせるなよ!』
『分かったから、、ハルキとシないから、、早くぅ!』
二人は再び交わり始めた。
ハルキは映像をストップさせる。
「どこが無理やりなんだ?脅された?ヤツのこと好きだと言ってるじゃないか?ホテルにもお前から誘ったって、、、」
「違うの、、、本気じゃなかった、、、本当に好きなのはハルキだけ、、、信じて、、、」
「お前はさっきからウソばかり言ってる、、、どこを信じればいい?」
「全部話すから、、、もうウソはつかない、、、お願い、ハルキを失いたくない、、、」
涙を流してすがりついてくる。
つづく
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