ミナミのことはもう絶対信用出来ない。
危うく快楽に流されそうになった。
もしもミナミの誘いを受け入れて、二人で逢ったりしたら、いきなり男にに乱入されでもすれば、避けようが無い。
怖い、、、危なかった、、、
それが狙いで、わたしをダイキと別れさせようと計画していたのかも知れない。
もう二度とミナミには気を許さない、、、
そう心に決める。
わたしは絶対にダイキと離れない。
ダイキの作った朝食は最高に美味しかった。
ダイキがわたし好みに甘みを強めたフレンチトースト。
表面がしんなりしていて中身はフワフワ、絶妙な焼き具合。
まさしくドンピシャな出来具合で、わたしは大満足。
みんなの受けも抜群に良かった。
口々にダイキを褒める、店のサイトメニューにという話まで出ていた。
ハル君が俺のハムのサラダあえはどう?とみんなに尋ねると、フツウと言われ、しょんぼりしてた。
それを見て皆が笑いに包まれた。
朝の嫌な気分が晴れていく。
わたしは片時もダイキから離れなかった。
その日の夜もわたしからダイキを誘った。
昨夜と違いわたしが初めから奉仕した。
カラダ中を隅から隅まで愛撫した。
フェラチオにも時間をかけて、愛情を込めて施した。
コユキは昨夜よりも声をこらえた。
そのせいなのか、、、
それとも思い出したくもない朝の出来事の残り火なのか、、、
コユキは激しく燃えた。
大きな声が出そうになる度、キスを求めセックスを貪った。
わたしはイヤらしいオンナ、、、セックスに貪欲なオン
ナ、、、
そんな分かってる、、、
だからダイキだけを護りたい。
そして、わたしは最後の最後に自分解放した、、、
敢えてミナミに聞かせるために、、、
わたしを本当に満足させることが出来るのはダイキだけだと知らせるために、、、
簡単なことだ。
いつも通り、ダイキに任せるだけでい、、、
ダイキが天国へ連れて行ってくれる。
卑猥な言葉を口走り、ケモノのように声をあげ絶頂した。
そんなわたしをダイキは一度だけでは解放してくれなかった。
立て続けに何度もイカされた。
わたし達を誰も引き裂くことは出来ない。
そう思っていた、、、
穏やかな日々が続いた。
二人の関係は極めて順調で、充実した時間を過ごしていた。
そしてコユキは見事、ダイキの高校に合格した。
つづく
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