「わぁ、懐かしい、、、このアイスコーヒー大好きだったんです、、、すごく美味しくて、、、」
そういえば、俺の作ったコーヒーよく飲んでいたっけ、、、
「それに部屋だって、、、相変わらずきれい好きで、ユウト、、、また、わたし、、、ごめんなさい、、、」
「いいんですよ、、、ユウトで、、、俺も、、マキでいいかな?」
「もちろんです、、、そう呼んでください、、、」
マキの顔が嬉しそにほころんだ。
そうだよ、、、
マキはいつも俺に微笑んでいてくれた、、、
飲み物がいつしかアルコールに変わり、ぎこちなかった会話も次第に打ち解けていく。
過ぎ去ったときを忘れたかのように話が弾んだ。
「マキは変わらないな、、、いや、前より美人になったかも、、、」
マキは恥ずかしそうに頬に手をやった。
「そんなことないよ、、、年取ったし、、、でも、ユウトに言われると、嬉しい、、、それにユウトだって、、、」
「俺は変わったろう?」
「そうだね、、、ヒゲ伸ばしたんだね、、、」
ユウトは鼻の下と顎にヒゲを蓄えていた。
不潔にはならないように手入れはしていた。
「へんかな?」
「ううん、、、すごく似合ってる、、、でもどうして?」
「うーん、、、気分転換と人よけかな、、、」
「なにそれ?あっ、そうか、、、ユウト、モテるから、、、でもそれ、逆効果だったんじゃないの?」
「どうして?」
「だって、、、元々イケメンだし、、、前よりセクシーになった感じ、、、全然嫌味っぽく無いし、、、うん、女よけにはならないわね、、、」
「そうか、、、そうだったのか、、、」
しょんぼりとユウトが言う。
ユウトは女心が分かってない。
わたしはユウトのヒゲを蓄えた顔を見た瞬間に濡れた。
あれで愛撫されたいとすぐに考えてしまった。
今でもカラダがムズムズしてる、、、
おさまれ、わたし、、、
「ねえ、ユウト、、、今、、、彼女は、、、いるの?」
一番気になっていたことを聞いてしまう。
「いないよ、、、俺なんか、全然ダメ、、、」
「また~、、、本当なの?」
「ウソじゃないって、、、そういうマキはどうなんだよ?」
気になるのかな?
それなら、、、嬉しいけど、、、
うわ、、、めちゃ見られてる、、、
わたしのオッパイ見てる、、、
ダメだよ、そんな目で見たら、、、
わたし、、、ヤバくなる、、、
「いるわけないよ、、、あれから、恋愛0、デート0、手つなぎ0、キス0、エッチも0、なんにも無いし、、、あれ、信じてない?」
つづく
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