リクが満足気に見つめながらゴムを装着し、覆いかぶさってくる。
「入れるぞ、マキ、、、」
「いや、、、」
本当は欲しい、、、
もう嫌いな男なのに、、、
いいや、リクじゃなくてもいい、、、
今なら誰でも、、、わたしは、、、
リクに貫かれる。
「ううっ、イッ、やぁぁ、、、リク、いや、、、」
「そんなこと言って、、、マ○コは歓んで、締め付けてくるぞ、、、」
「いやぁ、リクとなんかシタくない、、、アッ、アッ、ダメなのぉ、、、」
リクに抱きつきたい、、、
でもダメだ、、、リクが調子に乗る、、、
「そうか、、、でもマキのシリ、、、いやらしくクネクネしてるぞ、、、」
「イヤン、違うの、、、これは違うのぉ、、、」
やめようとしても止まらない。
「大丈夫だ、、、誰にもわからない、、、思いきり楽しめばいい、、、」
思わず頷いてしまいそうになる。
「イヤだ、、、わたしは、されてるだけ、、、アン、やっ、、、」
「俺はマキのマ○コ、気持ちいいぞ、、、タップリ楽しませて貰う、、、」
両腕を投げ出したまま必死にこらえる。
シーツに爪が食い込む。
でもリクの逞しい律動に淫らにくねる腰とシリのウネリを止められない。
どうしてなの、、、
この前よりずっといい、、、
こんな男に感じたりしない決意など簡単にねじ伏せられる。
リクに貫かれるだびに膣奥から女汁が溢れだし、卑猥な音が聞こえてくる。
わたしのカラダ、どうなってるの、、、
嫌なのにこんなに感じてる、、、
気がついたときにはリクに全身でしがみついていた。
舌を自ら絡ませて口づけを貪っていた。
すごく気持ちいい、、、
口もオッパイも、そしてアソコも、、、
マキは翻弄されていた。
絶頂求め、カラダがリクに迎合する。
「イイッ!もっと!」
本音を口走る。
飢えたオンナがオトコを貪る。
そして、遂に、、、
「マキ、いくぞ!」
「わたしもいく、リク来て、、アッ、いくう!リク!イッチャウ!!」
マキは昇りつめた。
男の名を呼んだ意識はなかった。
でも、、、もっと欲しい、、、
溜まりに溜まった欲求が出口を見つけて、次から次へと溢れだす。
どうせしなければならないんだ、、、
それなら目一杯楽しんでやる、、、
そんな考えがアタマをもたげてしまう。
マキは自らフェラをしてリクに跨っていった。
カラダを繋いで、思いきりシリを振った。
四回もシタ、、、
どんよりとしていたカラダがスッキリとした代わりに、心が濁って後悔が込みあげてくる。
わたし、、、何してるの、、、こんなのダメだ、、、絶対に、、、
本来の目的を思い出す、、、
早く聞かないと、、、
「約束よ、、、ユウトに何をしたの?」
「分かったよ、、、約束だから、教えてやる、、、でも話が済んだらもっとスルからな、、、」
すごい精力だ、、、
思わずアソコがまた疼く。
でももうさせるものか、、、
話を聞けば用無しだ、、、、
ああ、、、でも、、、
もう、、、一回、、、ぐらいなら、、、
どうせ最後だ、、、
リクだと思わなければいい、、、
バイブだと想いながら楽しめばいい、、、
悪魔が囁く、、、
そんなマキを見てニヤリとほくそ笑み、リクが自分のしたことを得意気に話し始めた。
「どうして、、、そんな酷いこと、、、」
あまりのショックに打ちのめされる。
ユウトに聞かれていた。
リクとセックスしてるところを、、、
わたしが口にした愚かなことを全て、、、
おしまいだ、、、
もう何もかも、、、
もう二人は決して元には戻れない、、、
絶望ががマキを飲み込んでいく、、、
「だってマキのせいだと言っただろう、、、俺の方がいい男だし、アイツなんかにマキは勿体ない、、、アイツなんかナナミぐらいで丁度いい、、、それなのにアイツの方を愛してるなんてマキが言うから、、、」
聞いていて怒りが込み上げた。
全部コイツのせいだ、、、
この最低の自己中男、、、
ニヤつくリクの顔が歪んで見える。
そして薄っぺらい、、、
コイツ、、、こんな顔してたんだ、、、
全然好みなんかじゃない、、、
気持ち悪い、、、
ねじけた本性が滲み出てる、、、
醜い、、、
わたしの目は曇っていた。
ユウトとは比べ物にならない、顔も含めて、、、
わたしはこんな男と口やカラダを、そしてアソコを繋いだんだ、、、
吐き気を覚えるほど気持ち悪い、、、
そんな男とさっきまで、またセックスをしていた、、、
間違いなくわたしは汚れてしまった、、、
ユウトに合わせる顔がない、、、
「なあ、もういいだろう?マキ、またしようぜ、、、」
乳房をまさぐり、口づけを迫ってくる。
「触るな、汚い!」
思いきりリクの頬を張った。
バチン!
「このゲス野郎!誰がお前なんかと二度とするか!キモい、触るな!地獄に堕ちろ!」
つづく
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