「マキ、元気だったか?」
まるで特別な関係をひけらかすように馴れ馴れしく声をかけ、肩に腕を回そうとしてくる。
マキはその手を振り払い、リクを睨みつけた。
「触らないで、、、」
「何だよ、、、この前、あんなに燃えたくせに、、、お前からシャブリついてきたくせに、、、今更照れるなよ、、、電話も出ないし、俺のこと焦らして、もっと本気にさせようとでもしてるのか?」
大きな声でまくし立てる。
周りの学生が見つめてくる。
やっぱり、こいつ、、、クズだ、、、
こんなに可愛い顔してるに、、、
でももう見かけには騙されない、、、
「ユウトがナナミと浮気だなんて、、、ウソだったのね、、、」
「ウソじゃないって、、、証拠はないけど、アイツ等、絶対にシテるって、、、」
なにそれ、、、やっぱりデマカセだったんだ、、、
開いた口が塞がらない、、、そして自分にも、、、
「マキが悪いんだぜ、、、俺達、ずっといい雰囲気だったのに、、、俺の方が顔だっていいのに、マキのこと幸せに出来るのに、、、なかなか靡いてこないからさ、、、」
何を言ってるんだ、、、こいつ、自分のことしか考えてない、、、
セックスだって自分が気持ち良くなることしか考えてない。
この前まで先輩と呼んで慕っていたくせに、平気でアイツ呼ばわりしている。
「あんた、、、何したの?」
こいつがユウトに何かをしたに違いなかった。
「知りたいか?」
いやらしい目つきで舐めるようにマキのカラダを見つめてくる。
気味が悪いのに、ゾクリとした感覚が駆け抜ける、、、
わたしのカラダを思い出してる、、、
わたしとしたセックスを想像してる、、、
ジュンとアソコが潤む、、、
ウソ、、、いやだ、、、
「早く、、、答えて、、、」
「ただでは言えないな、、、」
「ただではって?」
「分かっているだろう?これから、ホテルで、、、そうしたら教えてやる、、、」
「バカじゃないの、そんなこと、、、」
やっぱり、こいつは最低だ、、、
虫唾が走る、、、
撥ねつけるべきなことは分かっている。
でも何をしたのか、どうしても知りたい、、、
どうせ一度汚れてしまっている、、、
こんな男に抱かれても、もう感じたリしない、、、
ユウトとのこれからの関係のために、どうしても情報が欲しい、、、
そのためにカラダを預けるだけ、、、人形みたいに横たわっていればいい、、、
「分かった、、、一度だけだからね、、、全部正直に話して貰うからね、、、」
「分かってるって、、、ウソは言わない、、、」
こんな男を信じていいのだろうか?
ウソだらけの男に促されマキは大学をあとにした。
なぜだか胸がモヤモヤする、、、
わたしはリクがユウトに何をしたのかしりたいだけ、、、
そう自分に言い聞かせる。
ホテルに入るなり裸に剥かれる。
シャワーも浴びずにベッドの上に押し倒される。
「やっぱりスゲェ、、、すげぇカラダだ、、、」
「イヤッ、、、早く済ませて、、、」
求めてきたキスは拒む。
キスは絶対にユウトにしか許さない、、、
セックスだってこれが最後だ、、、
リクの愛撫は執拗だった。
両腕を投げ出し、ただ身を任せるだけのマキを感じさせようと必死になっているのが分かる。
マキは気持ちが悪いだけと自分に言い聞かせながら、必死に声をこらえる。
それでもマキの腰がくねり、カラダが弾むのを気付いているリクは更にねちっこい愛撫を続けた。
マキが腰を浮かせ、両手でシーツを鷲掴みにしている。
吐息に甘いものが混じり始めている。
もうすぐマキは堕ちる、、、
リクが両乳首を指先でこねながらクンニを施してくる。
唇と舌がいやらしく這い回る。
「ああっ、イヤッ、、、イヤだぁ、、、そこはダメぇ、、、あぁ、クリはイヤー」
声が漏れてしまう。
閉じ込められていた欲望が出口求めて暴れ始める。
「イヤン、だめぇ、、、アァ、ユウト、たすけて、、、」
リクは乳首を解放し、クンニを続けたまま体をずらしていく。
リクの反り返った男根のそばにマキの華奢な手のひらがある。
リクは擦り付けていく。
意図を察したマキが抵抗する。
でも手は逃げない。
ここぞとばかりにリクがクリを舐めしゃぶる。
「ああっ!イイッ!わたし、もうだめぇ!」
マキがリクを握る。
いやらしくシゴいてくる。
そして下半身をリクに押し付け、さらなる愛撫を求める。
「ああ、リクのスゴイ、、、ビンビンだよ、、、こんなのもう、だめぇ、、、ああっ、吸ってぇ!クリ、カジってえ!」
マキのシリがビクンビクンと震える。
リクのチ○ポを握り締める。
「ううっ、マキ!」
「リク、いく、イッぐうぅぅ~!」
頭が痺れるような絶頂、、、マキはカラダをヒクつかせ余韻に浸る。
イッテしまった、、、
でも、もっと、、、
つづく
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