ユウトは帰ってこなかった。
その次の日も、、、
スマホでは全く連絡がつかない。
拒絶されているのは明らかだ。
このままでは大変な事になる、、、
いや、もうなっている。
焦りを感じたマキは大学でも探すことにした。
知り合いに片っ端から声をかける。
親身になってくれる人もいれば、この女何かしでかしたなと好奇の目で見てくる人もいた。
そんな事に構ってなどいられない。
マキは必死だった。
そんな中、リクと出くわした。
あれ以来、連絡を断ち、いっさい関わりを持っていない。
けれどもこの日はどうしても聞き出したい事があった。
リクはヘラヘラした態度で笑みを浮かべ近づいてきた。
つづく
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