ユウト達はダブルデートをすることになった。
そろそろ追い込みがかかる受験勉強の息抜きをしたいというリクの希望だった。
二人きりの方がいいのではというユウトに対して、久しぶりにユウト達の顔が見たいと言われ、それにナナミも同じ考えだということで、マキに相談の上、四人で逢うことになった。
初めのうちは、あの刺激的な行為を互いに意識して、ぎこちなさを感じていた四人も、時が経つにつれて話も弾み打ち解けていった。
四人はボーリングをして楽しんだ。
ハイタッチやグータッチで盛り上がる。
ナナミは益々美しさ増したようだ。
あのときとは違い、弾むような仕草が新たな魅力を感じさせる。
スラリとしたスタイルに隠された以外に豊かな胸がアタマをよぎる。
そんなナナミがなぜか、時折、熱い瞳でユウトを見つめてくる。
気のせいだよな、、、
そう考えているとナナミが初めてストライクをだした。
歓びをバクハツさせてユウトに抱きついてきた。
豊かな柔らかい感触を感じる。
まずい、、、
ユウトのオトコが一気に膨らんだ。
「あ、あん、、、」
甘い声を漏らして更に下半身まで押し付けてくる。
ナナミに完全に気づかれた。
真っ赤な顔でユウトを見つめてくる。
まるで口づけを求めているように、、、
慌てて二人に視線を送る。
リクは笑っていたが、マキは明らかに不機嫌だ。
表情がメチャ怖い、、、
ナナミを引き離す。
「はいはい、そういうことは彼氏にどうぞ、、、」
なんとか茶化すようにして、そう告げる。
「もう、、、センパイのケチンボ、、、」
なんかチ○ポって聴こえるんだけど、、、
「俺はケチで、イヤな奴なの、、、」
「やっぱり、、、そうなんだ、、、」
なんとか良さげな雰囲気を取り戻す。
それでもナナミの微笑みの意味は違う、、、
俺の勃起を知られてしまった、、、
その証拠にその瞳は潤んだままだ。
そしてマキはしばらくユウトをジト目で見たあと、やにわにリクとイチャつき出した。
わざとらしく、胸をリクの腕に押し付けたりして、しきりに話しかけている。
初めは顔を赤らめされるがままだったリクも、露骨な視線をマキの胸に注ぎ始めた。
当たり前だ、、、リクはその中に隠されたはち切れそうな乳房の存在を知っている。
さり気なくリクの方からもその腕をマキの乳房に押し付ける。
二人の頰も染まっている、、、
マキは感じているのかも知れない、、、
ナナミはユウトの横に来て、二人に気づかれないように、太ももに指先を這わせてきた。
マキが投球動作に入る。
リクの視線はマキに釘付けだ。
ナナミが触れてくる、、、
「うっ、、、」
スゴイ、、、ナナミの唇が声を出さずにそう呟く、、、
濡れた唇、、、
薄っすらと開いた唇から舌が覗いている、、、
今口づけをしたら、、、間違いなく受け入れられ、その舌が絡んでくる、、、
リクが跳ねる、、、
「あっ!」
ナナミがズボンの上から握ってくる。
つづく
※元投稿はこちら >>