しばらくしてマキがユウトの部屋を訪れたとき、嬉しそうに話を始めた。
「ねぇユウト、今日、大学で偶然ナナミちゃんに会ったんだよ、、、」
「へぇー、そうなんだ、、、」
「時間があったから二人でカフェしちゃった、、、彼女すごくいい子だね、、、それに楽しいし、、、」
どうやらウマがあったようだ。
「友達になったんだ、、、連絡先も交換したし、、、かまわないよね、、、」
「うん、もちろんだよ、、、」
ちょっと特殊な係わりをもったからマキも気にしているのだろうが、それはもう過ぎたことだ。
それに時折リクからもメールがきて、受験やナナミのことを相談される。
スレたところが無く、真面目な性格が滲み出しているリクを気に入り、ユウトは快くアドバイスをさせてもらっていた。
このあいだの出来事を蒸し返すこと無く、素直にユウトを慕ってくるリクに益々好感を抱くようになっていた。
その夜、ベッドの上で抱き合いながら、再びマキがナナミの話を始めた。
「ナナミちゃん、わたし達が羨ましいんだって、、、それにね、、、わたしみたいなオンナになりたいんだって、、、」
そういうことか、、、
あんなキレイな子にそんなこと言われたら、マキだって、それは嬉しいはずだ、、、
「ナナミちゃん、、、あんなに可愛いから、自信があったんだって、、、でも、わたしの写真を見て、、、ナナミちゃんもわたしみたいなカラダになりたいと思ったんだって、、、あんなにキレイな胸してるのに、、、憧れるなんて言われちゃった、、、」
「それはマキがすごくいいオンナだからだよ、、、」
「そうかな、、、」
優しく髪を撫でると、さも嬉しそうにしがみついてくる。
「そうだよ、、、でも二人とも可愛いから、ナンパには気を付けろよ、、、」
「うん、分かってる、、、今日もされたんだよ、カフェにいるとき、、、大丈夫だったよ、、、二人でガン無視してやったから、、、諦めて行っちゃったよ、、、でもわたしの胸、二人ともすごく嫌らしい目でずっと見てて、キモかった、、、」
「心配だな、、、」
「絶対に大丈夫、、、わたしの中にはユウトしかないから、、、オッパイも、、、アソコも、、、ユウトのものだから、、、」
「全部、俺のものだからな、、、この色っぽい唇も、、、」
唇が重なり合う。
「そうだよ、、、ねえ、ユウト、欲しいよ、、、今日もイッパイ、しよ、、、」
二人は熱く燃えたカラダを重ねていった。
つづく
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