村井は萎むことなく勃起し続けていた。
千夏のオンナに男の舌と唇が這い回る。
千夏はさっきよりもずっと敏感になっていた。
「あ、あーん、、イヤァ、、、それダメえ、、、」
込み上げる快感に声が漏れる。
村井は今度は我慢強かった。
いつの間にか気持ちがこもった千夏のフェラチオにも耐えている。
ああっ、スゴイ、、、ユウトほどじゃないけど、こんなの入れられたら、わたし、、、きっとイッちゃう、、、
そんな思いがカラダの奥を更に疼かせる。
そして、、、
「千夏、俺、もう!」
「わたしも、もうダメッ、イキそう!」
「千夏、俺、セックスしたい!」
「わたしも!このチ○ポ欲しい、、、村井さんとシタい!セックスしよ!」
思ってもいないのに口が勝手に叫んでいた。
「千夏、出る!」
「来てぇ!わたしもイクッ、イッチャウ!」
口の中にぶちまけられる。
千夏はガクガクとカラダを震わせながら、一滴残さず村井のザーメンを飲み干していく。
、、、ユウトの方がずっと美味しい、、、やっぱり、ユウトがいい、、、
村井はゴムを手にして準備を始めていた。
「待って、シャワーを浴びてきて、、、」
「分かった、、、待ってろよ、、、めちゃくちゃイカせてやるからな、、、」
ニヤニヤしながら勃起した性器を見せつけて、浴室に向かっていった。
やっぱりあの人、気持ち悪い、、、
胃の中にあるザーメンを意識して吐き気が込み上げる。
わたし、なんてことを、、、
考えているひまは無い。
千夏は急いで服を着た。
飛び出すようにホテルを出て、タクシーに乗った。
部屋に入るとシャワーを浴びた。
何度も何度も洗い流す。
怖い、、、怖い、、、
すごく怖い、、、
自分のしたことが、、、ユウトにこのことを知られることが、、、
今はユウトのことしか頭に無かった。
ユウトに嫌われる、、、
ユウトに捨てられる、、、
その恐怖に千夏は震えあがった。
いくら洗っても、汚れがとれない、、、
どうしてわたし、あんなことをしてしまったの?
ユウトがこんなに好きなのに、、、
世界一大切な人なのに、、、
ユウトが去ってしまったら、わたしは生きていけない。
涙が溢れていた。
泣きながら、ここにはいないユウトの名を呼び、何度も謝り続けた。
つづく
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