お昼過ぎ、キャンパスの裏庭で、マキの手作り弁当を食べることにした。
腕によりをかけた豪華なお弁当を、美味しいと何度も言いながら健啖に食べてくれるユウトがたまらなく嬉しい。
高校のとき振られた自分を思い出す。
こんな日がやって来るなんて思いもしなかった。
だから余計に幸せを感じてしまう。
そしてユウトは全てを打ちあけてくれた。
ヤキモチを焼いてしまったが、自分がそれだけ信じて貰えていることがすごく嬉しい。
でもユウトはモテる。
少しでも油断したら、他のオンナ達がすぐに寄ってくる。
カラダさえ餌にして誘惑してくる。
でもわたしは絶対に負けない、、、
昨夜、そして朝のセックス、、、
思い出すだけでカラダが熱くなる。
荒々しいユウトも好き、、、
優しいユウトも好き、、、
とにかくカラダの相性が抜群にいいと思う、、、
過去のどの男も比べものにならない。
こんなことなら振られた時、構わず強引に押し倒してユウトを犯してしまえばよかったなんて、なんて思ってしまう、、、ユウトだってわたしに夢中になってくれたかも知れない。
そうしたら、あれからずっとユウトと、、、
顔が真っ赤に火照ってしまう。
ううん、、、これでよかったんだ、、、あの時があったから、わたしは変われた、、、
そして今、わたしはすごく幸せ、、、
「マキ、どうした?顔が真っ赤だけど、、、」
「ううん、ユウトが歓んでくれて、嬉しいなって、、、」
「ふーん、、、俺、マキがまたシタくなってるかと思ったけど、、、」
「違うよ、ユウトのエッチ、、、」
「なんだ、、、俺はシタいけど、、、」
「えっ、、、わたしも、、、本当は、、シタい、、、」
「うん、今夜もしような、、、誕生日エッチ、、、ああ、、、もうシタか、、、マキ、もういいか?」
「イヤだ、、、もっとスル、、、イッパイ、誕生日エッチしたい、、、」
「冗談だよ、、、俺だって、、、」
ユウトのオトコの目、、、
カラダが疼いちゃう、、、
あんなに、あんなにイッパイしたのに、、、
ユウトのせいだからね、、、
でも、それもすごく嬉しい、、、
「ねえ、今晩は外食にしようか?わたしがご馳走するよ、、、」
「うーん、、、できたらマキの手料理がいいな、、、俺、マキの料理の虜になったみたいだ、、、ダメかな?」
「もちろんいいよ、、、そう言ってくれて、、、嬉しいわ、ユウト、、、」
そのあとユウトにいっぱいイジメられて、、、
あぁ、濡れちゃうよぉ、、、
イチャつく二人に人影が忍び寄ってくる。
「探したんだよ、ユウト、、、こんなところにいたの?」
何でここに?探してた?
二人はもう終わったはずだ、、、
つづく
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