「ユウト、、、ありがとう、、、」
名残惜しそうに本宮はユウトから離れていった。
「やっぱり、ハズいね、、、でも、合格したら大学でユウトとこうするのも夢だったから、、、もう講義の時間だから、わたし行くね、、、ユウトの連絡、待ってる、、、」
「おっ、おう、、、分かった、、、」
確かに照れくさい、、、
でも本宮ならイヤではない、、、
本宮は途中で振り向いた。
「ユウト、次からはマキと呼んでくれたら嬉しいな、、、」
「分かった、そうするよ、マキ、、、」
「ヤリー」
ガッツポーズをしてマキは微笑み行ってしまう。
アイツ、、、スゲェ、可愛かったな、、、、
高校のときよりほっそりとして、びっくりするほどキレイになってたし、、、
前はエロエロって感じだったけど、今はユウト好みのエロいって感じ、、、
性格も大人になったというか、相手を優しく包み込んでくれるというか、、、
俺だけだったらいいのにな、、、と、思ってしまう。
変わっていない馴れ馴れしいところも俺だけにして欲しい、、、
俺はいつの間にかマキのことを独占したいと思ってる。
それでなくても、あれからマキのことが頭から離れなくなって来ている。
マキと話していると、いやその存在をそばに感じるだけで、気持ちがホンワカと温かくなる。
千夏やクルミのときとは明らかに違う感情だ。
マキに自分のそばにいて欲しい、、、
いるだけでいい、、、
ユウトはマキをデートに誘った。
つづく
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