翌日、告別式には出席したが、焼き場には行かなかった。
マユが骨になって灰になることがたまらなく怖くなって、どうしても行くことが出来なかった。
予定を早めて大学に戻ることにした。
もう、俺には他に誰も居ない。
クルミに逢いたい、、、そう思った。
部屋に戻るつもりが、ひと目クルミの顔が見
たくて寄ることにした。
今日は戻らないと思っているクルミに電話をしたが繋がらない。
夜の十時を過ぎていたが、とりあえずクルミの部屋へと向かった。
チャイムをならしても返事は無かった。
明かりが漏れているので、おそらく在宅はしている。
渡されている合鍵で中に入った。
玄関先に男物の靴があった。
まさか、、、
リビングには誰も居ない。
寝室へと向かう。
オンナのうめき声が聞こえる。
ドアはなぜか半分ほど開いていた。
ベッドの上でクルミがバックで男と繋がっていた。
「あぁ、当たるぅ、すごく当たるの!」
「すげぇ、クルミのマ○コ、スゲエ!」
「ユキヤのチ○ポもすごくイイ!ああっ、バック好き、、、思いきりガンガンついてぇ!」
金髪のオトコがクルミの腰を押さえつけ、容赦なく下半身を打ちつけていた。
その力強さに、垂れ下がった豊乳が激しく揺れる。
「スゴイ!ユキヤのセックス、アタマにビンビンくるぅ!」
あの曲がった事が嫌いなクルミが浮気セックスに耽っていた。
明らかに合意の上で、、、
ユウトはそれが現実のものとは受け入れられず、ただ立ち尽くしていた。
二人はセックスに没頭して、闖入者に気づきもしない。
胸糞が悪くなる。
クルミの本性を徹底的に見届けてやろうという気になっていた。
男がシリをくねらせ、我が物顔でクルミをエグリ続ける。
「それよ!アッ、アッ、アッ、チ○ポ、スゴイ!
そんなにサレたら、わたしイク、、ユキヤにイカされちゃうよ!」
「クルミ、イケ!俺もイク!」
「ユキヤ、来て!一緒がいいの!」
激しい連打。
食い荒らすようなうなり声、、、
「ぐううっ!出る!」
「ぐおっ、チ○ポ跳ねる!イグゥ!イッグゥ
ゥう!」
男が根元まで埋め込んで、シリを引き絞って射精していた。
まるで溜まりきった小便を気持ちよくするように、、、
そして、クルミの下品なまるで動物のような間際の声を初めて聞いた。
吐き気がした。
クルミへの想いなど消し飛んでいた。
「うほぉ、クルミのマ○コ、ピクピクしてるぞ!」
余韻に浸っていたいた男が引き抜いた。
「アッ!あん、いやん、、、」
艶めかしい声をあげるクルミ、、、
ゴムの先端には呆れるほどのザーメンが貯められていた。
入り口を縛り上げニヤリと笑う横顔にユウトはまるで見覚えが無かった。
年上なのは確かだと思う、整った顔立ちをしていたが、鼻持ちならない下品さを感じさせる男だった。
典型的なチャラ男タイプでピアスを何個もつけて、オンナをコマスことしかアタマにないような男に見えた。
普段のクルミがもっとも毛嫌いするような男に見えた。
よりにもよって、こんなヤツと、、、
カラダをヒクつかせ、のびてしまったクルミに男は覆いかぶさった。
自慢げに使用済みのゴムを見せつける。
「見ろよ、、、こんなに出たぞ、、、」
「いやん、、、でも、、、スゴイね、、、ああん、、わたし、、、そんなに良かったの?」
「最高だよ、、、顔もいいし、乳はデカいし、ケツもエロい、、、今夜は当たりだったぜ、、、」
「嬉しい、、、」
肩越しに顔を向け唇を重ね合う。
男の手が潜り込みクルミの乳房をまさぐり始める。
「ああん、感じちゃう、、、」
「飲み屋でこんなデカい胸見せつけやがって、、、最初から俺のこと狙ってたんだろう?」
「フフッ、どうかしら?でもユキヤ、、、カッコ良かったから、、、」
「へへっ、、、俺たち、一目惚れ同士だったんだな、、、」
何なんだ、この薄っぺらい会話は、、、
こんな間抜けな男、、、クルミは顔さえよければ、、、あとはタフな性器を持っていれば誰でもいいのか?
それでいて普段は偉そうに周りの者には、、、
幻滅がユウトを飲み込む、、、
二人の戯れはつづく、、、
つづく
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