ノンジャンル 官能小説

ある4人家族が護送車で運ばれている。僕の作ったテレビを見過ぎて破産した。
有料チャンネルは、1分10円だが、録画した物を見ても1分10円だ。子供達が推しメンのお気に入りのシーンを何度もリピートして見てしまったからである。

「パパ、ママごめんなさい。」
と、子供達は泣き通しで、両親は怒る気力も無かった。
（家族ごと買われたのが、せめての救いかな。どうせ奴隷になるなら4人一緒の方がマシ。）
と、思いながら到着すると、そこは家とは思えない広さで、敷地内に線路まで有ったのである。

ここは、僕の自宅である。巨人に成り電車に乗れないから、専用列車を作り自宅まで引き込ませた。新幹線にも連結出来る。僕は飛行機が大嫌いで、会社員時代、出張で飛行機のチケットを配布されても、自腹で新幹線で移動したのである。




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