何となくだが分かるような気がする。
仮にそれが千夏だとしたら、、、
千夏が、、、
俺しか知らない千夏が、他の男のカラダをその中に受け入れる、、、
男は千夏の美貌とグラビアアイドル顔負けのカラダに夢中になるはずだ。
千夏を独占している俺に嫉妬しながら、隙あらば奪い取ってやろうと、貪欲に責め立ててくるに違いない。
千夏の人並み外れて感じやすいカラダは、俺に罪悪感を覚えながらも、男を求め望まぬ絶頂を迎えてしまうだろう、、、
そして、俺が心から愛している千夏のカラダの奥で他の男が射精する。
他の男の逞しい脈動を感じ、男にしがみつき、間際の言葉を叫ぶ千夏、、、
ゾクリとする何かを感じる、、、
そして狂おしいほどの嫉妬、、、
絶対に無理だ、、、
俺には耐えられない、、、
「イヤだ、、、絶対に、、、」
千夏を抱きしめる。
千夏は俺の想像していたことをまるで見透かしたかのように抱きしめ返し、耳元で囁いてきた。
「わたしはユウトだけだよ、、、他の誰にも抱かれたりしない、、、これは絶対なの、、、」
「分かってる、、、でも出来ない、、、俺も千夏だけでいい、、、」
「嬉しいわ、、、でも、クルミは待ってるの、、、ユウトがいかないと、自分に魅力が無いからだと彼女は思っちゃう、、、凄く傷つくと思う、、、オンナとして、、、」
「それは、、、」
確かにそうだと思う。
あんなに魅力的なオンナが、、、
俺だって本当は、、、
「わたしが悪いの、、、こんなこと計画して、、、でも、こうでもしないとユウトは絶対にその気になってくれないと思ったの、、、お願いユウト、クルミの望みを叶えてあげて、、、一度きりだから、、、クルミを抱いて、本物のセックスを教えてあげて、、、そして本当のオンナにしてあげて、、、ユウトになら、それが出来るわ、、、」
そういうことだったのか、、、
あのクルミに隠されていた生々しいオンナの欲望にユウトは更に滾る。
握っていた千夏がそれを感じ取る。
「ユウト、何も言わないで、、、クルミのところへ行ってあげて、、、ああっ、このスゴイので思いきりクルミをイカせてあげて、、、でも今日だけだからね、、、ああっ、ユウトが好きよ、、、
戻ってきたら、すぐにわたしを抱いて、、、いきなりでいいの、、、思いきりぶちこんでイッパイして、、、」
激しく舌を絡め合う口づけをした。
妖しい瞳をした千夏が頷く。
「わたし、きっと自分でしちゃう、、、だから、あのクルミに思いきりイヤラしい声をあげさせて、、、辛いけど、きっと凄く興奮しちゃう、、、ユウト、クルミのところへ行ってあげて、、、」
もうユウトも気持ちを抑え切れない。
ユウトは吸い寄せられるようにクルミの待つ部屋へと向かっていた。
つづく
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