「ああ、ルミナ、、、好きだ、、、」
タイチが動き始める。
「あん、あっ、あっ、イヤッ、、、しないでぇ、、、」
口先だけの虚しい最後の抵抗、、、
カラダはとうに受け入れてしまっている。
心の隅では、こうなることは分かっていた。
小さいころから知っていた、近所に住む二つ年下の男の子。
素直で、すごくカワイイ顔をしていて、ルミナのお気に入りだった。
それが想いを告げられ、その飾りのない熱意にルミナはほだされてしまった。
自分には心から好きな人がいることタイチに納得させ、キスと最後まではしないという条件で、関係を持つようになってしまっていた。
心の中でユウトに詫びながらも、タイチを突き放すことが出来なかった。
唇と挿入をゆるさないことを免罪符にして関係を続けていたが、愛しているのはユウトだ
けと心が揺らぐことはなかった。
ただカラダを愛撫し合う行為を重ねるうちに、心のときめきを覚えるようになっていた。
若い漲りを愛でるうちに、何時しかこれを迎え入れたら、どうなってしまうのだろうという気持ちが頭にもたげるようになっていた。
ひたむきな少年に男を感じ、どんどん惹かれていく自分がいた。
そして、二人は最後の一線を越えてしまった。
タイチは少年とは思えぬ逞しさで、ルミナを存分に責め立ててきた。
ルミナは知らないが、タイチはセックスにおいては遥かに上手だった。
欲求不満の人妻にみっちりとセックスを仕込まれていた。
簡単にルミナの弱点を探り当て、徹底的に責め続けた。
「ンンッ、あっ、ああん、ダメぇ、、、タイチ、どうして、、、ああっ、スゴイの、スゴくイイッ!」
「ルミナだって、、、こんなにデカい乳、、ケツもエロくて大好きだよ、、、」
カワイイ、、、嬉しい、、、それに、スゴく気持ちイイ、、、
いつしかルミナは全身でタイチにしがみつき、口づけを求め、舌を絡ませていた。
「ああっ、タイチの大きい!すごく硬い、、、タイチぃ、、、もっとぉ、、、」
もう口先の抵抗も無い。
二人目の男に、ユウト以外の男にイカされる。
「ああっ、ルミナ、出る!」
「タイチ、来て!わたしもイクッ、イッチャウ!」
少年の逞しい脈動を感じる。
ユウトしか知らなかったカラダの奥で、他の男が何度も性器を跳ね上げる。
ゴムの中なのに、大量のザーメンが注がれたのを感じる。
それがたまらなく嬉しい。
ルミナは躊躇いを捨てて、何度も自ら求めていった。
タイチとのセックスに溺れ、快楽を貪った。
二人は人目を忍び、毎日のように逢うようになっていった。
つづく
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