二人の関係は続いた。
オンナの歓びを覚えたノリコのカラダは、次第に歯止めがきかなくなっていった。
誰にも気付かれ無いことをよいことに禁断の情事に溺れていった。
罪悪感は薄れ、学校一の美女である親友から彼氏を奪っている優越感が心地よかった。
そして恋人に隠れて他の男とセックスに耽るスリルに興奮を覚えていた。
その一方で、タカヒロには乳房を晒し、愛撫を受けるようになっていた。
タカヒロもノリコの胸が気に入ったようで、何度も褒めながらたっぷりと責め立てられる。
カズヤに開発された感じやすいカラダが恋人の愛撫で激しく反応した。
タカヒロの初々しい責め方にカラダの相性のよさを感じる。
やっぱりタカヒロを愛しているからだと思う。
他の男に抱かれイカされてもそれは変わらない。
きっとタカヒロに抱かれたら、わたしは今よりもずっとイカされる、、、
いや、そうなるように、わたしが全部教えてあげる、、、
ゆっくりと、たっぷり時間をかけて、、、
だから、今はカズヤだけでいい、、、
呆れかえるような身勝手な思いで自分を納得させていた。
休日、タカヒロとのデートで午前中から出かけていた。
昼食の後、ノリコの家に向かう予定だった。
午後からノリコの家族は出かけ、誰もいない。
二人は期待していた。
特にノリコはしばらくカズヤに逢うことが出来ず、カラダが疼いていた。
今日はタカヒロともう一歩進めてみよう、、、
全裸になって、、、アソコを舐められたい、、、
タカヒロのも見て見たい、、、舐めてくれたら、お返しにフェラしてもいい、、、
カラダが熱くなる、、、
そのときメールの着信音が鳴った。
カズヤからだった。
「ちょっとゴメンね、、、」
そう言ってその場を離れる。
今すぐ逢いたいとあった。
『今、デートだと知ってるでしょう、、、無理、、、』
そう返事をした。
『それでも、逢いたい、、、』
すぐにカズヤから返ってきた。
『だから、無理、、、ガマンして、、、』
『ノリコのことがたまらなく好きなんだ、、、今すぐ抱きしめてキスしたい、、、』
『ムリ、、、でも夕方ならいいよ、、、』
そう返してしまう。
『今すぐノリコとシタい、、、』
それを見てオンナが濡れた。
続け様にメールがくる。
『今すぐノリコにコレをぶち込みたい!』
勃起した性器の写メが添付されていた。
もうダメ、、、
『どこで、、、逢う?』
そう応えてしまう。
場所を決め、すぐ向かうと返事をしてタカヒロのもとへと戻る。
「ゴメンね、母さんが具合が悪くて帰って来てって、、、わたし、これから家に戻るね、、、デートなのにゴメンなさい、、、」
「いいよ、、、それならすぐに帰らないと、、、」
「うん、、、ありがとう、、、じゃあ、行くね、、、」
心配そうに見送るタカヒロに胸が痛む。
でも久しぶりだから、、、わたし、、、
許してタカヒロ、、、
心の中で詫びながら、足取りはいつしか急いでいた。
人通りのない横道でカズヤが待っていた。
ノリコを目にして嬉しそうに迎えてくれる。
思わず駆け寄ると抱きしめられ、唇を奪われた。
こんな場所で、、、一瞬マズいと感じながらも、そんなにわたしに逢いたかったんだという想いが伝わってきて、嬉しくなって舌を絡め応えてしまう。
「ノリコ、、、ムリ言ってゴメン、、、どうしても逢いたくて、、、」
「いいの、、、わたしもだよ、、、」
二人は腕を組みノリコはアタマを肩に預けラブホに入っていく。
耳元でノリコが囁いた。
「カズヤ、、、今日は、、、生でいいよ、、、イッパイしよ、、、」
「本当か?ノリコ、、、」
カズヤの声が歓びに上擦る。
「うん、、、」
ノリコの瞳は情欲に潤んでいた。
放課後、タカヒロの席の周りに六人が集まっていた。
二年になったときクラスも分散してしまい、タカヒロとカナ、そしてエリ以外はみな別のクラスだった。
いつものようにカズヤが浮かれた様子で話を進める。
「なあ、今度、ダブルデートしないか?」
「あっ、それいいかも、、、」
すかさずノリコが同意する。
カナとタカヒロも特別依存は無いようだ。
「エリたちもどうよ?」
カズヤが誘う。
「だから、、、わたしたちはそんなじゃないって言ってるでしょう、、、ねえ、ミツアキ?」
「そう、そう、、、」
にこやかにミツアキが答える。
「ふーん、、、もったいないよな、お前たち、、、」
カズヤはいやらしい視線をエリのカラダに注いでそう言った。
つづく
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