今日は城に長嶋ファミリー全員が集まっている。
吾郎さん(長嶋組会長)が、
「拓哉さん、いや上様、何かお話しがあるんですかい?」
と言ったから、僕が、
「吾郎さん。上様は止めてよ。僕は吾郎さんの上司じゃないから。
今日皆さんに集まって貰ったのは、まさにこの事なんだ。僕はいつの間にか、国民に上様と呼ばれて有頂天に成っていた為に、長嶋ファミリーの功績を置き去りにしてしまった。申し訳ございません。」
と、土下座した。
「拓哉さん、頭を上げて下さい。私達長嶋組で拓哉にそんな事思っている奴なんていませんよ。さっき上様と言ったのは本当に感謝してるから、言ったんです。ヤクザは表舞台に立たない方がいいから、拓哉さんは世界の制圧できた。私共は裏方でたっぷりいい思いをしてます。一蓮托生ですよ。
確かに、拓哉さんの国民への厳しい政策で極道はいなく成った。でも今迄の組員達を自衛官や警察官にして事実上警察や自衛隊は長嶋組みたいなもの。感謝しております。」
と、吾郎さんが言ったら、
妻が、
「吾郎、いつの間にか立派に成って、一蓮托生なんて難しい言葉まで覚えたのね。」
と言ったら、吾郎さんが
「お嬢さん勘弁して下さい。あっしに、お前も上級国民なんだから、最低限の一般教育を身に付けな。と言うから、勉強しやしたよ。」
と言ったら、優子(吾郎の妻)が、
「あなたが一番怖いのは、お嬢さんだから頑張ったわね。」
て言ったら、全員大爆笑だった。
「国民は、災害や戦争での活躍に長嶋組の皆さんに感謝しているから、もう表舞台に立って頂きたいと思う。」
僕は、剛が外務大臣だから、理事長(若頭)を防衛大臣
、吾郎さんを事務総長にして城に入る事にしたのである。
国連の事務総長は、本来なら世界で一番偉い役職だが、国連自体が絵に描いた餅だったから、事実上アメリカ大統領が世界を支配していたが、今は日本が支配しているから、総理の上の役職にしたのである。
「吾郎。良かったな。総長なら、暴走族みたいで違和感ないし。」
と秋元相談役(元組長、敦子の父)が言ったら、
「パパ、事務総長よ。全く。」
と、妻が言ったら、又々全員大爆笑だったのである。
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