僕と妹は、驚いた。死刑囚が少ないと言うから、2、3人かと思ったら、沢山いたのである。それも家族全員の死刑囚ばかりで、狭い四畳半くらいの牢屋に入れられていた。
知事が、
「牢屋は10部屋あるんです。この前子供達の高校の入学祝いに沢山使ったから、半分空いてしまい。まだ満室に成っていません。」
と言ったから、僕が、
「家族全員が多いけど、何をやらかしたんだい?」
と言ったら、奥様が、
「ほとんど、居眠りか、お喋りです。」
と言ったが、
「すまん。意味不明だ。もう少し詳しくお願いします。」
何故か、敬語に成ってしまった。奥様の怖い顔のせいだ。
「私は、大学の学長です。教室の監視カメラをチェックして、不真面目な生徒は死刑にしています。真剣に教えている先生への、侮辱罪ですわ。もちろん両親は子育ての責任。兄妹達は同じ資質がある可能性があるはず。社会の為に早めに処分しますのよ。」
地方は昔から都会に負けないように、教育県が存在した。この夫婦も恐らくその生き残りだ。究極の真面目人間なのである。セックスの時と本当に全く別人だったのである。
「お兄ちゃんが、この大学行ってたら、一番最初に死刑だったね。」と妹が言ったら全員大爆笑したのである。
咲良はご機嫌だった。まさか田舎で人殺しが沢山出来るとは想定外だったからである。
公邸の庭には死体が転がっていた。
奥様は僕のリクエスト通りに、庭を逃げる死刑囚を射殺してくれ、娘さんは、剣道の有段者だったから日本刀で綺麗に首を切断してくれたのである。
「お兄ちゃん、これ好きね。組長さん達とよくやったしね。」と妹が耳打ちした。
僕は、首だけをペニスに差し込み歩き回っていたのである。
「凄い。上様のペニスの反り半端ないわ。死体の首が全く落ちない。40cm近くあるからだ。入れたら気持ちいいんだろな。」
と奥様が言ったので、
「構いませんよ。ご主人が了解するなら。」
と言ったら、
「嬉しい。あなたいいわね。上様のペニスだから浮気じゃないわ。側室と同じよ。」
「もちろんです。しかしさっきから何で上様は、妻に敬語なのですか?」
と知事が言ったから、
「判らない。きっと僕は劣等生だったから、先生が怖いのかも。奥様の顔の迫力に圧倒されちゃったんだ。」
と言ったら、妹が、
「お兄ちゃんのエロビデオ、キツイ顔の女優さん多かったからやっぱりM男だよ。奥さんベルトかなんかで叩いたら、お兄ちゃん喜ぶよ。」
と言ったら、奥様は、
「総理!流石に出来ません。勘弁して下さい。」
と言ったので、全員大爆笑して宴は続いたのである。
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