国民のほとんどは下級国民である。上級国民ばかり好き勝手にしたら国家が滅びるのは歴史が証明しているから、レジャー産業に力を入れた。
(上級国民も下級国民をオモチャにして遊んでいる訳では無い。国家を運営するという。大変ストレスが溜まる仕事をさせている。)
人間は勝った負けたがストレスの発散になるから公営ギャンブルも増やし娯楽を充実させた。スポーツなど勝負を競う物は全てきちんと管理すればOKしたのである。
極論だと、学校の運動会だってやれるのだ。
その代わり、イカサマは絶対に許さず、もし発覚したら即死刑にしたのである。
ギャンブル依存症防止の為消費者金融は廃止にした。遊びたければ仕事はいくらでもあるから、働くしかないのだ。
個人で貸し借りした場合も死刑にしたのである。
映画のラブシーンももちろんモザイクなど無いし、殺人など人が死ぬ場面は死刑囚を使わせたから、国民は退屈しなかった。
それに下級国民だって植民地に旅行すれば上級国民と同じ扱いをされるから皆頑張って仕事をしたのである。
(但し殺人がある映画やドラマは必ず上級国民立会いの元で撮影させ殺し役のみ上級国民の俳優に制限させたのである。
上級国民はスポーツや芸能界にもいる。一芸に秀でるものは上級国民に成れるのである。もちろん最低限の常識のペーパーテストや面接も行われていた。
そうするとサスペンスドラマだと犯人が直ぐに判ってしまうから犯人役の時だけ顔はCGにしたのである。)
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